第206期決勝時の投票状況です。6票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 答. | テックスロー | 2 |
8 | Rain on a roof | 世論以明日文句 | 2 |
2 | 小山さん | イワタアヤ | 1 |
6 | 図書館流刑 | ゼス崩壊 | 1 |
スルメの様な作品。
初見、解釈の仕方が分からず、深く考えることをやめて流し読みしてしまったが、他の方の感想を見ていると分からないなりにも面白さも見いだせる作品のようだったので、再度じっくり読んでみると味わい深い作品であった。
謎を残したまま不思議な雰囲気を残して終わる、ユーモアが散りばめられた物語であった。(この票の参照用リンク)
ガツンとくる面白さはないものの、荒唐無稽なお題に対してここまで話を膨らませて一つの物語に仕上げる筆力は流石だなと思った。
うわべだけの知識では到底たどり着けない深淵……なるほど、よく分からない。でも嫌いじゃないです。(この票の参照用リンク)
「Rain on a roof」
意味のないという英文の羅列の中でも、初出がVSSでなんであとにVINTAGE STYLE STOREと説明が来るのか、なぜVINTAGE STYLE STORE(VSS)という書き方ではないのか、とか、provideという語の重複とか、thehrabundant→their abundantの打ち間違えなどがあって、作者は自分でこの文章を考えてタイプしたのか、それとも手本にした英字新聞の印字の傘が中国製で、よくある誤植なのか、が気になった。前者なら結構な勢いでタイプされていると思うので、それが雨音を想起させる効果もあるなと勝手に思った。
雨は英語の使い手で、傘に貼っている英語を読み上げるが、主人公にはそれが音としか認識されていないし、意味を見出したとしても、雨の中家路を急ぐ主人公には何の関係もない。雨の帰り道という空白をこういう形で埋めるのはとても面白いと思った。(この票の参照用リンク)
テキストテキストしてる。それが良い。無限を感じる。(この票の参照用リンク)
妄想しちゃうのは、たぶん男女関係ないですよね
こういうのは、わかります(この票の参照用リンク)
一作品を選ぶならこれしかありません。
初めて読んだ時の衝撃が、今もありありと残っています。(この票の参照用リンク)