全投票一覧(日時順)
第150期決勝時の投票状況です。5票を頂きました。
2015年4月7日 0時48分15秒
- 推薦作品
- 盗人の庭(qbc)
- 感想
- 言葉が難しく、調べながら読みました。
登場人物たちの醜い業がさらさらと流れているのがどこか美しく魅力的だと思いました。(この票の参照用リンク)
2015年4月6日 22時17分4秒
- 推薦作品
- 古典(euReka)
- 感想
- 2 夜は明ける あお 1
つまんないなあと思った。あさはか。
4 刹那 星砂スバル 1
「彼女(ターゲット)」でちょっと笑った。ふふふ。
7 初恋の味 わがまま娘 1
初恋の味って意味が分からないな。死語になったのかな。
12 言ってはいけない言葉 岩西 健治 1
そんなあなたの気持ち知らんがなって思った。
13 金魚ミキサー 白熊 1
ミキサーの中の金魚の映像がうつくしいなと思ったけど、すこしあざとさも感じた。
「凹だった。底には、折れ曲がった四つの刃を秘めていた。連想したのは、痛々しい赤い愛液」というのは女性器の話をしだしたのか。だったらあざとい。はっきり書けばいいのに。
いっそのこと金魚を殺してしまった方が良かったのかなと思った。
14 赤銅色の正義 五十音 順 1
話の筋と赤銅色にまったく関連性を見い出せないところが、すごいところなのかもしれないと思った。
18 古典 euReka 1
ここが好き。
「「でも何かを選べるということは、まだ希望があるということでしょ。あの人、ほんとうに哲学者かしら」
なにしろ彼はアルバイトだからねと私が言うと、小鳥は小さく笑った。」
アルバイトっていう、まあしかたないね、っていう、許される、中途半端な存在がばかげてて。(この票の参照用リンク)
2015年4月6日 8時26分36秒
- 推薦作品
- 言ってはいけない言葉(岩西 健治)
- 感想
- 扱っているテーマのせいでもあるのだろうが、一文一文が短いわりに歯切れのよさをまったく感じさせない文章で、語り手の絶望と哀愁を効果的に描いている。
アブラゼミ、ドコモタワーといったオブジェクトで、それらを都合よく解釈する青年のエゴイズムもうまく表現していると思う。
細かい言い回しで気になる部分はあるが、作品全体に漂うペーソスは魅力的だった。今期はこれに一票を。(この票の参照用リンク)
2015年4月5日 21時24分37秒
- 推薦作品
- 金魚ミキサー(白熊)
- 感想
- 予選の時も書きましたが、金魚がスプ……のイメージが鮮明で、もう逃れられない感じです。いや、金魚は生きているんだけど。ただ、結局運命は誰かのちょっとした行動で決まってしまうものなのだと、あがらえないものだと思ったわけです。(この票の参照用リンク)
2015年4月5日 12時26分7秒
- 推薦作品
- 言ってはいけない言葉(岩西 健治)
- 感想
- 「乾いた振動」「どうしようもなく叫んだ」「底知れぬ恐怖」という表現には、工夫の余地があると思うし、全体的に言葉の選び方が甘いように感じる。
ただ、現代性を象徴するものとして「ドコモタワー」を持ってきた点は秀逸で、現代の社会システムに対する信仰と絶望をその一語で表現していると思う。(この票の参照用リンク)
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