記事削除: パスワードの入力

削除する記事の内容

■1002です、こんにちは。
■「短編」掲示板へは平日のみの投稿となります。返信は遅くなるかもしれません。
■私の基本姿勢は→http://tanpen.jp/bbs/nbbs.cgi/temp/1032 に書いてます

 感想以外については書き込むつもりもなかったのですが、


> もやもやの理由は何十作品も投稿している常連を差し置いて、初投稿から二期連続優勝をさらわれてしまう


 という意見には、少し戸惑いを覚えます。「常連」「新参者」あるいは「中堅」という区分も、私はよくわかりません。インターネットに小説を発表している人はこのサイト「短篇」だけではなくて、それこそ数え切れないほどあるはずで、数百の作品を書いてきた人が、きまぐれでここに投稿する場合だってあるわけです。

 なので、ここにたくさん投稿しているから、ずっと関わってきたから、何回か優勝しているから、という理由で「常連」「古参」と、持ち上げたり、本当はすごい実力者なのに最近参加したからという理由で「新人」と見なしてしまうと、小説がうまくなりたくて投稿してるのか、文壇気分を味わいたくて投稿してるのか、わからなくなります。大御所、とかこんなところで言うのも言われるのもね。

 むしろ、ここで「常連」といわれていい気になって、おごってしまって、いざ数百枚の作品の世界でつぶれてしまう――こんなパターンだってうまれてしまうかもしれません。ほめごろしというやつです。

 まあ、自分がかなわないと思った相手に敬意を払う人は人間としていい人だと思うし、クマの子さんのブログも拝読しましたけど、常連への尊敬のまなざしにあふれていて、人としてできた人だと思ったんですが、過剰な讃え方は結果としてその尊敬する書き手のためにもならない気がしました。

 むしろ、作品をたくさん出してるわりに、けっこうヘタだよな、とクマの子さんが無理してでも言った方が、結果的に「常連」の気をひきしめ、おごらずにいけると思いました(ここに書くのもあれですが)。

 あと、昔の作品というのを読んで思うのは、当時参加の読み手たちに流行して優勝した作品よりも、当時の読み手たちの好みにあわずに無票におわった作品のなかに、ものすごく光る作品があることをちょっとアピールしてみたいです。「無票列伝」なんて、そんなのつくってみたくなる。

 ちなみに、ここで取り上げてしまうと作者には迷惑がられるかもしれませんが

「薔薇」http://tanpen.jp/40/14.html


↑こういう作品なんて、今だったら私は「大絶賛」として投票しますね。自殺をめぐる話なんですが、ものすごく鳥肌がたつほど迫ってくる。死ぬ話は好きじゃないんですが、これは別格。


あと、今期も参加されている「みうら」さんに

「地球色」http://tanpen.jp/22/1.html

という作品がありますが、こういうの、とってもいいと思うんですが、どうでしょう。これも今期発表されていたら最高に敬意をもって投票しますね。大好きな作品です。どうして無票だったんだろう? 流行っておもしろいですね。

「常連」「新参」という見方ではなく、やはり「作品」で作者をとらえるほうが、結果的に「短篇」は盛り上がっていくと思いますよ。持ち上げるわけじゃないですけど、今期の参加者のなかではいわゆる区分け的には新参(?)にあたる石川さんや高橋さんんは、ブログを拝読するかぎり、相当な書き手の経験者でもあるし、実際、読んでみると細かいところの描写だとか、物語のプロットをしっかりさせた上で、そこから遊んでみせるとか、いろいろ勉強になりますよ。

あと、「えぬじぃ」さんもいましたね、euRekaさんもいましたね。結構、私からみると、すごい書き手たちだと思うんですがね、そのいわゆる今は投稿していない人を含めたビッグネームと比べてもね。

長文失礼しました。今期も予選終了後に希望してくれた方へ感想を書きます。そのときはよろしくお願いします。

運営: 短編 / 連絡先: webmaster@tanpen.jp