第270期決勝時の投票状況です。2票を頂きました。
| # | 題名 | 作者 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 4 | パンダを抱っこ | 蘇泉 | 1 |
| 7 | 鯨バス | euReka | 1 |
最近、AIで「ジブリ風の画像を作れます」というのが海外で流行っているらしいが、この作品の「パンダを抱っこできます（実際は抱っこは無理だけどそのエピソードは入手できます）」に近いものがあるような気がする。
本来であれば限られた人にしか出来ないことを、さも簡単に出来てしまうように錯覚させられる奇妙なビジネスが、最新技術としてもてはやされているという、変な時代を、パンダの特殊性に喩えて描いたものなのかなと。（この票の参照用リンク）
自身が魔法使いでないのに、魔法使いに魔法を依頼して鯨をバスにする、さらにはバスというには過酷な長距離も路線化し、38万km のかなたに10分で到達して、料金をもらわなくてもどうにかなる、全てが夢のようですね。アフリカの角はソマリア沖の海賊が横行する場所で、世界一治安が悪い場所とも言われます。そこにいる少女が行きたいと願った場所は、きっと夢の国だったのでしょうね。
『勇者道場』は、迂闊に魔王に勝ったら次代の魔王にさせられて数百年若者を鍛える役割を与えられる、そのカラクリが分かったら逃げ出したくなるのも分かりますね。500年も魔王で暮らすのなら、自分がかけられた魔法の解除の探索を試みてもいいのでは、と思いました。
『私の手』は、息子さんにそこまでの音楽の素養があるなら、”私”にも音楽を始めてみて欲しいと思います。二人で連弾できたら楽しいですね。（この票の参照用リンク）