第249期決勝時の投票状況です。3票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
2 | 運命 | Dewdrop | 1 |
4 | 冗談好きな担当職員 | euReka | 1 |
- | なし | 1 |
自尊心が癒やされたことで転職活動にも成功し、羽振りがいい人生を歩み始めたところでの人生の暗転、まさに”禍福はあざなえる縄の如し”ですね。他山の石として、もし栄華を得たとしても油断なく生きたいと思いました。
『冗談好きな担当職員』はこの題名からも末尾に「わたし、猫喰い、という妖怪なのです」を入れざるを得なかったのかもしれませんが、この一文がなければ、かなり読後感は違ったように感じました。シュールな状況設定と冗談の掛け合いと、どっちつかずに終わったのが残念です。(この票の参照用リンク)
人が猫になる、制度として確立されているという世界観が良かった。SFとしては穴があるけれど、想像ができる奥行きがある。猫になり、その飼い主になるというのはどういう感覚なのか。
冗談好きだけど冗談が下手な人はいて、何とも言えない空気感がそこにでてくる。悪い人ではないのだろうけど。(この票の参照用リンク)
#7『共感』は、犯人の視点で探偵の言動について語るというアイデアが面白い。
ただし、文字数が足りなかったせいか、せっかく盛り上がってきたところで無理やり話を終わらせているような印象を受ける。
犯人が壇上に上がった後が、本当の見せ場だったのでは。(この票の参照用リンク)