前の投稿から間隔が開きましたが、再開します。といってもこれで終わりだけど。
なお、諸兄から異論がありましたので表題の“評”はやめて“感想”にしました。点数についても異論があり、特にとむOKさんの記事234を読んで一応の納得はしましたが、全作品の2/3以上も付けておいて今更付けないというのも不公平だと(私が勝手に)思うので今期は最後まで付けます。
気に入らない方は読まないでください。もしくはチキンの「バーカバーカ!」「死ねばいいのに……」などと思って溜飲を下げてください。“感想”の内容についてはともかく、点数に関してはこれ以上の異論・反論には答えられませんので。
#21 カメレオン
カメレオンを読書家の風刺として指摘された方がいたが、私には結局できなかった。ので、普通に幻想小説として読んだのだが、普通に面白いと思う。
残念なのはオチが普通すぎること。カメレオンでなくてもいいよね。
65点
#22 オチのない話が書きたい
一文一文、あるいは章句ごとの意味は通るのに全体を通すと全くの意味不明。わお。10回ぐらい読み返してどこかに取っ掛かりがないか探したものの、徒労に終わったので理解することをあきらめた。
35点
#23 ナガレ
メタなのはわかる。問題はなんのメタなのか……「人生」とか「時の流れ」みたいなちゃちなものじゃないよね。うーん。
ところで、作品とは全く関係ないけど「メタ」って言葉は便利だよね。この一言で作品を理解できた気がしてしまう。
40点
#24 こわい話
作者による解説済みなので、特に書くこともないのだけど。個人的には最後の一文がない方が作品としての余韻が残るんじゃないかと思った。
60点
#25 ぷらなリズム
“とろとろ”とか“てれてれ”なんかの擬態語が印象に残る。最後のシュレッダーのところ、しゃりしゃり指をちょん切られてぷにぷに分裂したらよかったのに。
65点
#26 お別れのキスのことばかり考えていた
第4章をどのようにみるかで解釈が変わる。現在、過去、現実、妄想。
55点
#27 にらめっこ開始
バカバカしさ炸裂。個人的には一体なんの世界タイトルマッチなのかが非常に気になるところ。
60点
こんばんは。ようやくチキンさんの感想の続きが読めてよかったです。
具体的にいえば、歯に衣をきせない率直な感想がいい。個々の作品についての好みは私とはだいぶ離れてると感じましたが、誰もが悪くかかないるるぶ氏の作品に30点をつける正直さは見習いたい。得点はなくしても感想はまた書いてください。
〉 もしくはチキンの「バーカバーカ!」「死ねばいいのに……」などと思って溜飲を下げてください。
海坂さんのコメントに悪意はないと思いますよ。嫌味にとれる部分がないともいえませんが、一方でコメントの最後にはチキンさんを認めていて、議論に折り合いをつけようとしてるように感じていました。
違いは違いであって、敵味方と簡単に割り切る相手として海坂さんを捉えられるのはチキンさんにとっても、いい選択だとは思えません。
私ともまた議論になることがあるかもしれませんが文学がテーマな場合、異論は異論のままでいいと思うのでチキンさんの「噛み付き」に反応できないときもありますが、少なくとも敵意はもってませんのでその点よろしくお願いします。
〉#23 ナガレ
〉 メタなのはわかる。問題はなんのメタなのか……「人生」とか「時の流れ」みたいなちゃちなものじゃないよね。うーん。
〉 ところで、作品とは全く関係ないけど「メタ」って言葉は便利だよね。この一言で作品を理解できた気がしてしまう。
〉 40点
私は今一つ「メタ」という言葉の意味がよく判らないのですが、たとえば例のウィキ君によりますと、
「ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものを、メタな○○、あるいは単にメタ○○と呼ぶ」
んだそうでございますよ。私にもわけが判らないですけど、要するに二段構えになっているものをメタというので、ここには一段しか見えないようですが。
ここで使われているのは文脈からすると単に「比喩」と置きかえれば理解しやすいのかなあと思いましたが如何なものでしょうか。
ちなみに文章を読む時は、まず書いてあることを普通になぞっていくべきだと思います。性急に「人生」なんて無機質な単語で置き換えたところで、何を読み取ったことにもなりません。
あー。
これは私のミスですね。略さずメタファーと書けばよかったんです。
というか、寓喩と書いた方がよかったかもしれません。
〉 ちなみに文章を読む時は、まず書いてあることを普通になぞっていくべきだと思います。性急に「人生」なんて無機質な単語で置き換えたところで、何を読み取ったことにもなりません。
なるほど性急に見えるかもしれませんが、私の場合どの作品も「暑寒」と似たような思考経由を辿ります。それが私の読み方ですので。それとも「短編」では自由に読むことすら許されないのでしょうか?
どちらにしても、私には海坂さんが私にどうして欲しいのかが全くわかりません。全く想像力を使わずに読め、ということでしょうか? それともオマエはもう投稿するな、ということでしょうか?
まさか読み方を否定することなどできるはずもありますまいと、そう思うのです。
それで最初に、点数付け。実はこれもまた読み方のひとつであり、読者の努力の表れだと、そう思うのです。芸術は単一軸上に並べることはできないと多くの人は言いますが、私もそう思うのですが、これを表現するに当たりその表現をわかりやすくするために単一軸上に並べることを試みる、それは受け手の努力ではないかと、そう思うのです。いえ、比較的高い点数をいただいたから擁護するのではありませんよ。
そして次に、『暑寒』と似たような思考経由。この読み方に置いてけぼりを食らったような気がする黒田皐月は、恐らくチキン氏は、あるいは無意識下に、二段階の読みをしているように思うのです。一段目は通常どおり描いてあることをなぞる読み方。そして二段目がそこから飛躍して背後にいるものを特定しようとする読み方。チキン氏の書く感想は、その二段目だけが表れているものが散見されるのではないかと思うのです。そうすると私などは一緒に飛べないから置いてけぼりになる。一段目から書いてもらえると受け取りやすくなるのではないかと、そう思うのです。いえ、読めなかったから当たっているつもりはありませんよ。
何かこのあたりで誰かが一言言わなければ、局所的に良くないことが起きそうな気がしたもので、それで書かせていただきました。
なお、余計なことですが、
〉 これは私のミスですね。略さずメタファーと書けばよかったんです。
が本当のミスだったのではないかと、申し上げておきます。
〉 というか、寓喩と書いた方がよかったかもしれません。
○○に入るのは、略した部分ではないと思うのです。「メタ小説」など、そういう使い方。
ひとつひとつの感想にそれぞれお礼を申し上げるのも何やら上手くないかなと、それが面倒になって思った、そんな黒田皐月でした。「それ」が多いなこの文もまた。
月末進行で忙しくて遅くなりましたが、まずはフォローありがとうございます。
・点数について。
ブログ、特に書評系などでは☆で点数を付けられる機能がついているところがほとんどですし、「短編」でも投票する以上は投票者の中では点数付け、順列付けがなされていると考えていました。また私自身の問題として文章で説明するのがヘタですし、それらをいちいち書こうとすると異常に時間がかかることなどから付けてみたものです。この辺は私が楽をしたいためですね。それ以外の意図はありませんでした。
点数付けを不快に思われる方がいる以上、点数付けを無くすこと自体には特に異論はありません。それで私の感想が良くなるかっていうと、そんなこともないと思いますが。
・思考経路について。
基本的に一度読んでみて私が「面白くない」と思った作品については黒田さんのおっしゃる二段階読み(?)をしてしまいます。そうやって、作品を自分の中で「面白い」ものに変えていっているんでしょう。言い方を変えれば脳内二次創作でしょうか。そうやって理想を作り上げた上で元々の作品と照らし合わせて感想を書いていますので、他者にわかりづらい、意味不明な感想が出てくるのだと思います。
私自身「面白くない」よりは「面白い」方が良いですし、もはや癖なんでしょう、変えろといわれてもなかなかに難しいです。
〉何かこのあたりで誰かが一言言わなければ、局所的に良くないことが起きそうな気がしたもので、それで書かせていただきました。
まあ、良くないといっても私がココから出て行くぐらいなんでしょうけれども。ただ、今回のは海坂さんの投稿はそれ自体で自己完結してますし、私に対して何かの説明を求めるといった類のものではないように見受けられましたので、私がキャンキャン吠えて終わり、になるんじゃないかと思っています。
ただ、第三者から何らかの一石を投じて貰えるというのは嬉しいものです。
〉なお、余計なことですが、
〉〉 これは私のミスですね。略さずメタファーと書けばよかったんです。
〉〉 というか、寓喩と書いた方がよかったかもしれません。
〉が本当のミスだったのではないかと、申し上げておきます。
〉○○に入るのは、略した部分ではないと思うのです。「メタ小説」など、そういう使い方。
えーと、これは説明が悪かったかな?
私が友人などと話す場合、海坂さんが指摘した意である「メタ-」も私が今回意図した「メタ=メタファー(=暗喩)」も厳密に区別していません。というか素人同士で話すので、それぞれが両者の違いをよく理解していないことや、厳密に区別しても意味がないことが原因なのでしょう。それでも十分に会話が成立しますから今まで気がつかなかったのだと思います。それぞれが勝手に意味を解釈して汲み取っていたのかもしれませんけど。
従って、今回海坂さんから指摘されたことを受けて、厳密化をしなければいけないこと、もしかしたら仲間内だけに通じるローカルルールだったのかもしれないと思ったことなどから訂正したものです。
チキンさんに、こちらから話しかけておきながら、お返事ままならず、失礼しております。
チキンさんに対する、海坂さんや、ロチェスターさん、黒田さんのレスを読んで、もうあまり私が言うことはないなあ、と思っております。
こうして様々な意見交換がなされていれば、それで良い気がします。
ということで、お返事というよりも、私なりに思ったことを書きたいと思います。
(チキンさん、なんだか言いっぱなしにしてしまうようで、すみません。「これについて返事を」というものがあれば、おっしゃってください。なお、「どうして、根拠も理由も書かないことが当然なのですか」に対するお返事、よくわかりました。ご説明、ありがとうございました。)
・感想の点数化について
「点数化するなんて…」という意見も、そうだなあ、と思いつつ、チキンさんがどんな作品が好きなのかが、端的にわかった、という意味では、つけられた点数を、なるほどなあ、と拝見させていただきました。
チキンさんにとって面白い(=わかりやすい?)作品、って、これかあ、と。
今後の点数化については、ご本人が色々とお考えのようなので、おまかせします。
ただ、ロチェスターさんの(記事220)「ある種の権威をもってしまう」というのは、
それはありえないだろ、と思いました。
点数つけるだけで誰でも権威を持てるとは、とても思えません…。
チキンさんも、そんなことを思って点数つけをしたとは思えないし、
海坂さんがそんなふうに感じたとは、もっと思えません。
(というのは私の勝手な想像ですが)
・チキンさんの読みについて
チキンさんが短編の作品を楽しめないのは、読みが浅いためではないか、
という思いが、私にもあったのですが(海坂さん他にもありそうですが)
記事229を拝見して、私としては、
いくつものシチュエーションを想像したりしているあたり、
ああ、丁寧に読んでらっしゃるんだなあ、と思いました。
(この読み方にも色々と意見は出ていますが、私はそう思いました)
それまでに掲示板に書かれたチキンさんの投稿からは、
さっと読んで「つまらん、わからん」とおっしゃってる印象を受けていました。
記事229はかなり時間をかけて書かれたようですし、
その後も時間を割いて他の方の意見を読み、それに対してお返事をしている、
そのこと自体が、大切な要素のように思いました。
もしかしたら、記事229以降は、それまでよりも、書き込みに時間をかけていらっしゃるのでは?
読むのにかけた時間は変わらないとしても。書く時間が。
点数によって感想を表す、というのも、時間短縮のアイデアだとおっしゃっていますし、
そしてその点数化という方法を、やめようと思うとおっしゃっている、
つまり、時間をかけて、丁寧に、ご自分の感想を掲示板にて述べようという、
それが大切なことのように思いました。
それによって、チキンさんの感想や読みや考えが、他の人により正確に伝わって、
ひいては、作者にも参考になる感想となるのではないかと思いました。
どう読んだのか、を的確に文章化することを、読者として参加している人に求める、と考えると、やはり読者にとってしんどいサイト、ということになるかもしれません。でも全作品に一行ずつの感想、という書き方は他の方も書いてらっしゃるし…ようはチキンさんの初期の書きようが、「つまらん、わからん、おわり」というような印象だった、ということが議論の発端になったのかもしれません。「手短にしか感想書けないけれど質問があれば受けますよ」という感じだったら、違ったのかなあ、と思うし、今はそういう印象を持っています。
余計なことですが、海坂さんがこんなにつっかかり続けるとは予想外でした。(笑)
海坂さん、作品書いてくださいー。(笑)
でも、海坂さんからこれだけ言葉を引き出しているあたり、チキンさんがうらやましいです。
・盛り上がりについて
サイト『短編』を盛り上げるには、どうしたらいいか、という議論がありましたが、
そもそも私は、盛り上がっていない、とは、あまり感じていませんでした。
けれど、これだけ掲示板に意見が書き込まれ、投票も増えたのを見ると、
ああ、今、盛り上がってるなあ、と感じます。
古き良き時代の文学系の同人誌のようなサイトだ、という印象は、
どんどん変化しています。良い方向に。
「このサイトには、いろんな作品があるよね」というご指摘からも、
いかに自分がサイト『短編』を一面的にとらえていたか、を感じました。
(破天荒な作風の作品を見ていなかったわけではないんですけれど)
掲示板での変化で、一番大きいと思っていることは、
感想に対する作者のお返事が増えてきたことです。
自作を解説するのは、落語のオチを説明するようなもので、
読み取ってほしい部分を作品内で表現できなかったことに対する敗北宣言で、
つまりは作品でちゃんと表現できるようにならなくては、という自戒とは別に、
(そう、あくまでも、自戒です)
作者によるお返事や解説って、感想を書いた側としては嬉しいだろうし、
拝見していても、ああ、そういう思いなのかあ、と楽しいです。
そして、サイトの盛り上がりの一つの要素のように思いました。
でも自分の作品の解説は、しない方針でいきたいと思います。
作品の十倍、言い訳を書くようになりそうだから。(笑)
投稿を途切れさせないように、がんばります。
そして…結局、また、投票はできませんでした…。
でも、今回、たくさんの方から感想をいただいて、
票はないとしても(ないと思ったらいただいてて驚きましたよぉ黒田さん♪・笑)
感想をいただくだけで、嬉しいし、楽しいなあ、とつくづく思いました。
そして投票をするのは、やっぱり自分には難しいなあ、とも思いました。
投稿、投票、感想、全感想、感想に対するお返事。
他の方の感想によって変化した自分の読みをまた再度書く。
それぞれが、それぞれに、参加したい形で、参加したら、自然と、
盛り上がっている状態を保てるように思いました。
ロチェスターさんの、再読感想なんて、すごく良いなあと思います。
こういうのを、盛り上がってる、と言うのではないかなあと。
そして、無理して投票や批評を考えるより、
投稿と、全感想(あくまで感想)を、自分なりに続けようかと思っています。
でも、声なき読者も、参加者だと思っています。
というわけで、ここまで読んでくださったあなたに、感謝。
横レスします、すみません。
今期、なかなかの盛り上がりを見せたわりには
つまらない決勝になってしまったので
やはりもう少し、予選投票に参加者が必要だと思いました。
ですから、できたら全感想よりも投票の方を優先していたいただけたらと思います。
森さんやるるるぶさんはともかく、(票を入れてくれた方には申し訳ないですが)私の作品が決勝にのこる様な類だとは、書いてて言うのもなんですが、思いません。
もっと残るべき作品があったと思います。
もう後何人かの票で全く形勢は変わったと思います。
決勝に残ってこれほどつまらない気持ちになるのは初めてです。
予選投票への参加は多いにこしたことはありません。投票期間も長いですからぜひともご参加お願いいたします。
長月さん、こんにちは。
掲示板を、一対一の会話をする場所だとは思っていないので、
横でも斜めでも、レス歓迎です。
それはさておき。
長月さんの、
〉やはりもう少し、予選投票に参加者が必要だと思いました。
というお気持ちは、よくわかりますが、私にとって投票は難しいです。
それに、私は長月さんの作風が好きですから、
〉私の作品が決勝にのこる様な類だとは、書いてて言うのもなんですが、思いません。
なんて言われると、困ってしまいます。(お気持ちはわかりますが)
もちろん、もっとたくさんの票が集まって決勝進出となれば、
長月さんも、つまらないとは思わないんだと思いますけれども。
〉ですから、できたら全感想よりも投票の方を優先していたいただけたらと思います。
そうですね、できたらそうしますね。
…とお返事しておけばいいんでしょうけれども、正直に言えば、
「できません」そして「したくありません」というお返事になります。
投票するには、全部の作品を読まないといけません。
だから、全部読む→全感想を書く→好きな3作品を決めて投票する、
という流れになります。(私の場合は。読んだだけで3作品に絞れないので…)
その、最後のステップまで進むことができない、というのが現状です。
そもそも、全感想を書くことに、やっと少し慣れた状況ですから。
それと、長月さんは記事291で、以下のように書いてらっしゃいます。
〉短編に到達する人たちは、まず「書きたい」人だと思っています。そして参加しているのは「実際に書いている」人がほとんどでしょう。何らかの感想や反応を欲しいと思っている、第三者が読んでどう思っているか知りたい人でしょう。だから参加者のほとんどは残念ながら、自分の作品を投げっぱなしです。コンテストサイトなので実際は困るんですけどね、そういうのは。
これには、半分賛成、半分、どうかなあ、と思いました。
まず、短編を、私はコンテストサイトだと思っていません。
それは、投稿者に投票を義務付けていないからです。
票集めをしたいと思えば、私は某サイトに投稿すると思います。
そして、そうではなく、この短編というサイトに、自分の書いたものが載る、
そのことが嬉しいので、こちらに投稿させていただいています。
(こういう動機は、もしかしたら珍しいのかもしれませんけれども)
それと、
〉何らかの感想や反応を欲しいと思っている、第三者が読んでどう思っているか知りたい人でしょう。
というのは、確かにそうだと思いますけれども、それならばなおさら、3票だけの予選投票よりも、全感想のほうが、投稿者全員が嬉しいのではないかと思うのです。
実際、今回たくさんの感想をいただいて、私はとても嬉しかったです。
他の作品への感想をたくさん読めたことも、楽しかったです。
だから、全感想より、投票を優先させるのは、したくないなあ、と思っています。
とはいえ、
〉もう後何人かの票で全く形勢は変わったと思います。
というのは、私も思いました。
投票したら、あの作品が決勝に進むかも、というのが、いくつかありました。
今更投票しても、決勝に進めないなあ、という作品もありました。
いずれにせよ、3つに絞りきれませんでした。
ぜひ推したい作品が3つに絞れたときは、もちろん投票させていただきます。
(そう、その貴重な3票のうちの1票をいただける喜び、というのは、
感想をいただくのとは別の喜びとして、確かにあると思います)
今期はとにかく、票が割れた、というのが、(失礼な言い方になりますが)
長月さんの作品が決勝に進出した、一番大きな理由のように思います。
単に、大勢が「この作品だ!」と思うものが少なかっただけではないでしょうか。
そして予選で最も多くの票を集めた、るるさんの作品が優勝したわけで、
今期の流れに、私は特に違和感は感じませんでした。
「なし」票の多さについても、予選でこれだけ票が割れたのですから、
当然だろうなあ、という印象です。