北へ 作者: 壱倉柊
よく気持ちがわかる。しっかりかけている。その上で、登場人物のどちらかの気持ちが、(読んでいる)自分の気持ちとかさなると、金の取れるプロの仕事になる。 ……じゃないかと思いました。
P対称性の破れ 作者: 笹帽子
束の間 コーラ ホルダー ポップコーン めて ゆんで しょゆうけん エンカン
駆けくだる ずるりずるり くりかえす
これは氾濫である と、イメージしました。
読み返したら 第二魂 というキーワードがありましたが、このキーワードは、霞んでみえなかった。
ちょっと、おねーさんに抑圧されている弟のつぶやき。 に、読めました。
『脳を漬ける』 作者: 石川楡井
すんなりと、読み進めておもしろかったです。
>数十年間忘れ去られ、糠床に漬かり続けた脳を祖父ちゃんの頭に戻すと、
ここまでは、お茶の間から生物・脳科学を見ている。と、読んだのですが。
>論文三十ページを書き上げた。
の終わり方は、科学からの記述のように読めました。意外な感じはするんですが、
そこまでの進行とちぐはぐな感じもしました。