仮掲示板

予選投票がずれ込みました……

こんにちは。いつもお世話になっております。
先ほど、日付が変わる直前に予選投票をしたのですが、現在使用中のマシンの挙動に不具合があって、そのためかと思うのですが、決選投票の欄に投票結果が反映される形になってしまったようです。ちょうど 00:00 になったところあたりで送信状態になってしまったのでしょうか……
お手数ですが、ご確認いただけましたら幸いです。票のお取り扱いに関してはお任せいたします。ノーカウントとしてくださってもかまいません。
余裕のない状況での投票になったために、ご迷惑をおかけすることになってしまい、申し訳ないです。
管理人の方をはじめ、参加者の皆さまにお詫び申しあげます。

Re:展開の移動距離

作品を読んでいただいてありがとうございます。
血の繋がらない作品はこれですね。
http://tanpen.jp/161/15.html
作品を書いた時期と投稿タイミングはずれていることが多くて、妹の手前は、夜行船を書く一年前に書いています。

展開について私が思うことは、二つあります。

一つは、読者は退屈したくて小説を読むわけではないから、展開という刺激はあったほうが良い。
もう一つは、特に飛躍についてですが、人間は点と点を結ぶのがとても好きです。絵画で、静物画というジャンルがありますが、例えばテーブルの上に果物カゴと骸骨が置いてある絵。これを見ると、どうしてこの二つは並んでるんだろうか? と考えてしまう。その好奇心を煽るために展開を飛躍させます。
(作品でいうと、これが2点間の距離の話ですね。展開ではなく言葉ですが。
http://tanpen.jp/137/12.html)

そして文句さんもご指摘の通り、やり過ぎも良くない。
(あと飽きますね)
またこれらの真逆の考えでももちろん良い。





〉千文字の小説が文字数の制限のない小説より、奥の深いものなのかどうかはよく分からないけれど。俳句は確かに奥の深いものだと聞いています。
〉制限があるからこそ技術の方向性が生まれる例は、枚挙にいとまがないと思います。極論を言えば、世の中のすべてがそうか。

〉いくつか物語を書いてみて、展開こそが、物語が面白いかどうかの核だと、確信めいたものを持っていたのですが、ふと思うところがあったので、独り言です。
〉qbcさんの最近のを読んでみようと思って「妹の手前」を読みました。以前に読んだあの作品はなんだったか、数が多いので分からないのですが、同居しているのだけど血の繋がりがない三人の話、あの頃の書き方から「妹の手前」は、物語の紡ぎ方が同一線上にあって、物語の一文字目から千文字目までの中で、読者の予想の斜め上、「展開の移動距離」がどこまで遠くまで達したか。qbcさんもそういう考えに至ったのかなと思うところがありました。
〉自分もそういう思いで幾つか書きましたし、そんな思いのまま、次期にまた投稿してしまっています。
〉でも展開の飛躍なんて、言ってみれば乱暴なだけですからね。自分で思いますけど、度が過ぎると、物語に対して無責任なだけになっていないか。物語に対して真面目だったのかな、そういう自戒が生まれて、むやみに遠くまで行けばいいというものでもないのではないか、「最後のひとり」ぐらいの距離がちょうどいいのではないかと、ふと思ったのです。

〉ああでもない、こうでもないというところが、奥が深いということなのかもしれませんが、ちょっと考えを改めてみようと思いました。

Re*2:展開の移動距離

そう、「夜行船」でした。
お返事を頂きありがとうございます。
「女とコーヒー」を読みました。qbcさんの「点と点」がよくわかります。
僕の「展開の移動距離」は「点と点」ではなく、始点から終点までの、長い一本のレールのイメージです。
(僕の中だと、わかりにくいかもしれませんが、これかなと思います。http://tanpen.jp/147/19.html
点の繋がりを想像させるのではなく、繋がりを示したうえで、どこまでその線が遠くまで行けるか、ということを考えていました。
読者に「展開の刺激」を与えるために、僕とqbcさんが「飛躍」を意識して書いていても、スタンス、書き方に違いがある。
僕は「線」を示すのに対して、qbcさんは「点と点」を示す。やり過ぎがよくないのはどちらも同じ。
ちょっと面白いですね。

〉作品を読んでいただいてありがとうございます。
〉血の繋がらない作品はこれですね。
http://tanpen.jp/161/15.html
〉作品を書いた時期と投稿タイミングはずれていることが多くて、妹の手前は、夜行船を書く一年前に書いています。

〉展開について私が思うことは、二つあります。

〉一つは、読者は退屈したくて小説を読むわけではないから、展開という刺激はあったほうが良い。
〉もう一つは、特に飛躍についてですが、人間は点と点を結ぶのがとても好きです。絵画で、静物画というジャンルがありますが、例えばテーブルの上に果物カゴと骸骨が置いてある絵。これを見ると、どうしてこの二つは並んでるんだろうか? と考えてしまう。その好奇心を煽るために展開を飛躍させます。
〉(作品でいうと、これが2点間の距離の話ですね。展開ではなく言葉ですが。
http://tanpen.jp/137/12.html)

〉そして文句さんもご指摘の通り、やり過ぎも良くない。
〉(あと飽きますね)
〉またこれらの真逆の考えでももちろん良い。





〉〉千文字の小説が文字数の制限のない小説より、奥の深いものなのかどうかはよく分からないけれど。俳句は確かに奥の深いものだと聞いています。
〉〉制限があるからこそ技術の方向性が生まれる例は、枚挙にいとまがないと思います。極論を言えば、世の中のすべてがそうか。
〉〉
〉〉いくつか物語を書いてみて、展開こそが、物語が面白いかどうかの核だと、確信めいたものを持っていたのですが、ふと思うところがあったので、独り言です。
〉〉qbcさんの最近のを読んでみようと思って「妹の手前」を読みました。以前に読んだあの作品はなんだったか、数が多いので分からないのですが、同居しているのだけど血の繋がりがない三人の話、あの頃の書き方から「妹の手前」は、物語の紡ぎ方が同一線上にあって、物語の一文字目から千文字目までの中で、読者の予想の斜め上、「展開の移動距離」がどこまで遠くまで達したか。qbcさんもそういう考えに至ったのかなと思うところがありました。
〉〉自分もそういう思いで幾つか書きましたし、そんな思いのまま、次期にまた投稿してしまっています。
〉〉でも展開の飛躍なんて、言ってみれば乱暴なだけですからね。自分で思いますけど、度が過ぎると、物語に対して無責任なだけになっていないか。物語に対して真面目だったのかな、そういう自戒が生まれて、むやみに遠くまで行けばいいというものでもないのではないか、「最後のひとり」ぐらいの距離がちょうどいいのではないかと、ふと思ったのです。
〉〉
〉〉ああでもない、こうでもないというところが、奥が深いということなのかもしれませんが、ちょっと考えを改めてみようと思いました。

運営: 短編 / 連絡先: webmaster@tanpen.jp