投票参照

第41期予選時の、#7ポケット(真央りりこ)への投票です(6票)。

2006年1月14日 23時59分57秒

再読して面白さが増しました。「くだらないもののために時間はあるのよ」は「短編・心に残る文章」の1つとして記憶していたいです。今期の対抗として1票。

参照用リンク: #date20060114-235957

2006年1月14日 19時14分32秒

年上のお姉さまに玩ばれる感じがいい。読めば読むほどエロティック。

参照用リンク: #date20060114-191432

2006年1月14日 4時31分39秒

今月の投票ページの推薦作品のフレームはやけに横長なのね、☆さんのタイトルが長いせいかしら、あたくし驚いたわ。

今月の第一票目は「ポケット」でしてよ。ふふ。
最初に読んだ時にはちょっと面白いかなって思ったのですけど、でも正直あまりよく分からないわ、という印象のほうが強かったのよ。でも他の方が投票なさっていたので「え、まじ? そんなに面白いの?」と読み返してみたら、なんだかとっても助平な小説に思えてしようがなかったのですわ。

>いい、ちゃんと息をして、足は伸ばしてくつろいで。
これはベッドで男の子を安心させているのかしら。女が年上で、男の子は年下ね。もしかしたら男の子は初めてなのかしら。きっとそうよ。そうに違いないわ。

>痛っと思った時には左手から血が流れてた。(略)あれは生きている色なんだと思うわけ。(略)そういうものを人に見せちゃいけない気がして、砂場の横の水道で洗った。手の皮が剥がれそうなくらいに何かを洗ったのは、はじめてだった。
これは処女喪失の思い出かしら。いいわね。女の子っていいわね。処女喪失の思い出がしっかりと残ってるのっていいわね。男の子の初めてなんて、気持ちいいか戸惑ったしかないもの。それにしても(略)なんて、あたくし律儀ね。いや当然の礼儀ですわね。

>それからオルゴールの鍵。これはね、どこに行ったかわからないのオルゴールの鍵。
やだ、鍵って男性器のこと? 昔に別れた男のこと忘れられないって、今の男に語ってるところなの? やだ、あたくしまじめだから赤くなっちゃう。しかも鍵だなんて。そんな大事なもので比ゆしないで。

>ああ、だいぶ入ったわね。なかの居心地はどう?あなたを入れると何が残るのかしら。楽しみだわ。
「ぽっけ」って要するに子宮のことなのかしら? 違うわよね。でもそう思えてならないの、あたくし。「先入観を持って議論をする人は自分の影と戯れる子供のようなものだ」って掲示板で読んだわ。自分の影と戯れるのって楽しいわね。

今月はブームの予感がするので、記名投票でしてよ。
【匿名の(qb)c太郎】

参照用リンク: #date20060114-043139

2006年1月14日 1時33分7秒

 最後の「?」のあとが1マスあいていない以外に難点らしきものはない。「そのときはね思わないわよ」「どこに行ったかわからないのオルゴールの鍵」も少し気になったが、効果的とも思える。グロテスクでもありエロチックでもある奇妙な作品で、おもしろかった。

参照用リンク: #date20060114-013307

2006年1月3日 4時56分14秒


真央りりこさん(以下敬称略)の「ポケット」は読み返すたびにどきどきする。女性があるとき自分の中のポケットを誰かにみせる、という話から始まって、ブランコの鎖や石、押し花、鳥の羽根、オルゴールの鍵にぶたの指人形、それからママの口紅……なんだかそれだけで言葉の手品を読んでるみたいな気持ちになるのに

「あと、はじめて作ったペーパーナイフ。これ、ぽっけに入れてて自分の横腹切ったことあるのよ。ちょっと切ってみる? 手、貸しなさいよ。」

と突然切りつけられてしまって、そう! こういう飛躍なんだ、と思う。唐突に何かを破壊しまくったり、いきなり幻想からスタートするのばかりが詩ではなくて、「ポケット」からはじまった何気ない物、その何気ない物の記憶を語るうちに、ふっと飛ぶときに詩は鮮やかに生まれるんだなあ、と思った。こういうのが読めると作者に「ありがとうございました」と言いたくなってくる。真央りりこさんは毎月の出来不出来なんて気にせずにもっともっと書きまくってください! 


参照用リンク: #date20060103-045614

2006年1月1日 21時54分24秒

一回目、最後の方で見事に裏切られ、二回目、三回目と読むたびに違った楽しみ方ができた。

参照用リンク: #date20060101-215424


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