第27期予選時の、#15銀河観光社出張所NQ7711R(朝野十字)への投票です(4票)。
作者の頁の掲示板にて「思わせぶりなの読んでて疲れる」とあったが、同感である。投票で書くべきことじゃないかも知れないけれども。思わせぶりでなければいいかというと、あまり単純で薄っぺらなために別の脱力感を与えられるものもある。読者というのはわがままなものなのである。
元来私は宇宙の話たらあまり好きじゃない筈なのだが、一瞬にしてガラス漬けになった王女の凄惨な美しさ、また全体に流れる抒情がよかった。(海)
参照用リンク: #date20041107-152833
何とも名状しがたいのだけれど、哀愁とセンスを感じさせる作品だと思いました。登場する「者」、そのどちらもがすでに地球の恩恵を受けられない状態であることの哀しさが伝わってきて、それでも双方がそもそもの使命と目的を見失うことがないという有様に対して、強く惹きつけられました。
参照用リンク: #date20041105-160730