第252期決勝時の投票状況です。3票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
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3 | 塩辛猫の思い出 | euReka | 2 |
- | なし | 1 |
主人公の中の大事な記憶と思うと味わい深かった。普通の猫ならNGなイカや塩辛いものを、妖怪になると好んで食べるようになるというのがリアリティ(というのも変だけど)があって良かった。
『はだかの服』は、「ああ、全裸って、素晴らしいなぁ。」の一文が突き抜けていて良かった。全体を読むと実際そこまで狂気的な独白ではないのかとも思うが、初読のインパクトがね。
『あの夢』は、どんな夢なのか気になる。社会の反応は確かにこんな感じかもと思ったので、肉付けがあるとすごく面白くなりそうと感じた。(この票の参照用リンク)
十代の時を経た化け猫が、つい主人公との遊びに夢中になって三日の時を忘れてしまうのが素敵ですね。最後のオチも素敵で、主人公がどのような言い訳をして、それを祖父母がどれだけ受け入れてくれたのか、想像するのも楽しいですね。
『はだかの服』は、いえ、堂々と全裸でいられる権利と言い訳を手に入れられたのですから、もっと爽やかに終わって欲しかった、などと思ってしまいました。
『あの夢』は設定が面白いだけに、もうちょっと掘り下げてみて欲しかったですね。予知夢的なものであれば、その対策に尽力する企業とそれに対する公的資金投下、それを無駄とする勢力との戦いや宗教的に解決しようとする一派とのすれ違いとか、考えてみるといろいろ面白そうですよ。(この票の参照用リンク)
「読める文章」を書いて下さい。
自分の作品や文章に、ただ自己満足しているような文章は読むに堪えません。(この票の参照用リンク)