第212期決勝時の投票状況です。6票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
5 | ストライク! ストライク!! ストライク!!! | テックスロー | 3 |
7 | スマートタタリ | えぬじぃ | 2 |
2 | ポスト兵馬俑 | きえたたかはし | 1 |
ひとコマずつ、簡潔な語での表現が重なっているのだけど、それがストップモーションの重なりではなく、
流れのなかでとても動的な時間が丁寧に表現されているのが、すごくいいと思いました。
コマ撮りのアニメーション、あるいは映画のフィルムのような、カメラの存在が心地よく意識されました。
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かなり実験的な作品だと思いますが、単なる奇想で終わっていないのが良いと思います。カメラのフィルター越しに一夏の青春を覗き見ているような臨場感があり、胸が熱くなりました。(この票の参照用リンク)
他の方の感想を読み、決勝進出作品の全てを読み直してみても、この作品が一番という考えは変わりませんでした。
一瞬の夏をこう表現することもできるのか、と目から鱗が落ちる思いをしました。
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予選の時から印象は変わっていないです。
オカルトよりも怖い人の悪意。この展開も上手。話としても怖いというか、嫌な感じが残って、ホラー的で完成度が高いのかなと感じます。
『ストライク!ストライク!!ストライク!!!』も短編の中でワンシーンを捉える表現は本当にすごいと思いましたが、ドラマチックですが、その結果、野球のシーンとしてちょっとありえないと感じる部分があって、どうしても気になってしまいまして。(この票の参照用リンク)
昨今のインターネット上の言葉の応酬を見ると、その背後にある悪意に身震いする気持ち。この作品は露骨さという点ではだいぶ抑えられていて、その分多少救いがあるが、言葉だけで人を追い込んでいく恐怖を感じる。(この票の参照用リンク)
全部読んだ。記憶に残った。おもしろかった。(この票の参照用リンク)