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あーやっぱり「船底」は、写実的、て観点からだと違和感がある感じなんですね。
2人から明言されたとなると、私のミスですね。しろくまさんごめんなさい。
私の記憶だと、確か下のほうに大広間があって、
で調べてみたらやっぱりそうだ、となって「船底」にしたのですけど。
完全に船底っていうのとは違う。
船底近くの客室とかにすれば良かった。4字しか増えないし。

岩西さんが書いていましたけど(http://tanpen.jp/bbs/nbbs.cgi/temp/2620)、
その通りで、作品は読んだ人の理解でしかないんですよね。
別に作品じゃなくったって、私の見ている赤色はあなたが見ている赤と同じかみたいなことで、主観はそれぞれ違いますが。
でもこの「船底」みたいにみんなが違和感を覚えるっていうのは、私の選択ミスですね。
作品というのは読み手の心理を操作する技術の結果ですから、
こういう風に私が意図していない部分に読まれるのは、ミスです。
意図していなかったけど、良い連想があったというのは別ですが。

作品の意図を書いてしまうことはあんまり好ましいこととは思わない・さらに投票中でもありますが、
池田さんの船底と子宮の結びつけは、自分でも、あ・そっか、と思いました。
どうしても「船底」「客室」をいれなくてはならないなと思ったことは確かで、
それはそういうことだったのかなと思いました。
「夜行船」と「年を取ってからの結婚」というイメージを起点に書き始めましたが、
話としては、そーゆーことだったのかもしれない。
ぶっちゃけ最初は妻と娘は血縁でしたし、でも書いているところで血が繋がっているはずがないと感じて変えたんですよね。
短編サイズで核心がぺろっとえぐりでる時もありますが、こーゆー風にあいまいな時もあって、
まあ夜行船の夜の闇の中を進むもわっと判然としない雰囲気もあるし、まあいいかなと思って脱稿した次第です。




〉 横槍を入れる形になってしまいますが、
〉「船底」の「客船」は、「色々様々な人たちと雑魚寝」する部屋であり、「「私の子宮を貸す?」」という発言への伏線となっていると私は解釈しました。

〉 「船底」は「体育館のように広くて」との描写がある。体育館は、「平面」としてもバスケットコートが2面入る広さくらいあると思うけれど、「体育館」の特筆すべき点の1つは、空間的な高さだと思う。ほとんどの体育館が2階建てはある構造になっている。そして、船底にそんな「体育館」みたいな構造のある船は、重心が不安定で設計上許容されない。
〉 そこまで考えたら、「船底」は写実的な表現ではなく、象徴表現、比喩表現であると捉えた方が自然かなぁーって。


〉 お二人の議論を読んでいて、「そういうことかも?」的に思いました。私の読みがお二人の議論で深まりました。ありがとうございます。

〉〉あーなるほど。
〉〉船底に近い、って書いたら良かったのかな。

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