仮掲示板

Re*7:第161期 所感

なんか大丈夫ですよ。傷ついたとかそういうのではなくて、
自分の中でもちょっとゆるいかなと思っていた「船底」の部分を、
やっぱり指摘されたかと思っただけなので。
むしろ良かったです。

今回は批判ではなく感想だったということで、私も池田さんの意見は感想だと感じていましたよ。
でも、それとは別に、批判は良いことだと思うんですけどね。
批判はなんか悪い意味に捉えられているけれど、
批判って、この作品はどこまで達成しているかという見積もりでしかないと思うんですよね。
例えばこの作品は、若い人には共感を呼ぶかもしれないけど中年には青すぎて面白くないだろうとか。
技巧や主題を持ったある作品が読者に及ぼすだろう影響の範囲を分析しているだけで、
そこに良し悪しって価値尺度の観点はないよなあと思います。
短編では投票するので、最終的に好悪はつけますけど。

あといくつか。
〉「21歳の大学生」が船で旅する、しかも結婚直前までシングルマザーのご家庭(塾の講師もピンキリですが、大体給料は高くない)。
書いてて思ったんですが、この「現妻」はたぶんお金持ってるぽい感じだと思います。
なんかあざといんですよね。子供産めなくていい? とか言ったり、子宮の話で子供を褒めたりしちゃうところが。
籍は入れてないだろうけど、たぶん「僕」の前にも男がいる。
書いてないことは想像するしかないわけで、書いた私自身にも分からないことですが。

〉 蛇足:
〉 夜行船って、やっぱり海をイメージしますし、羊水(海水と似ている成分)の中にいる胎児も連想しちゃうかも。
あ・それで「身ごもらなかった、身ごもらせなかった子供の行方」て表現になったんだと思いました。
どーして「行方」って使いたかったんだろうと不思議な部分でした。

知らない人同士で、文章だけでコミュニケーションしているので、多少の齟齬は発生して当然だと思っていますから、そんなに気にしなくて大丈夫ですよ。
ただ、そういう誤解に疲れてしまう人には、難しい方法かもしれないですが。

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