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〉ご回答ありがとうございます。euRekaさんが『W.W.』をどのように読んだのかがわかってきて面白いです。
〉また質問責めになってしまいますが、今回もご回答いただけると嬉しいです。


〉〉ここで言う完成形は、「「同じ言葉」の氾濫による分かりにくさを減らした形のもの」ということになるでしょう。

〉「同じ言葉の氾濫による分かりにくさ」はマイナスにしか働かないとお考えですか?
〉もしプラスに働くこともあるとお考えなら、それはなぜでしょうか?

マイナスの意味を込めて書いた意見なので、マイナスに働くという考えになります。
プラスに働く可能性についは、私には分かりません。


〉〉三浦さんが以前書いた作品を例にとると、『雪、死、』http://tanpen.jp/87/23.htmlという作品は、実験的なのにの完成度が高い作品だと思います。

〉『雪、死、』のどういったところが実験的だと思いましたか?
〉また、euRekaさんが考える「実験的な作品」とは、どのような小説を指しますか?

実験的な作品というのは、一般的でない手法とか、どういう効果を生むかよく分からない手法で書かれた作品という意味だと思います。
『雪、死、』という作品については、ある作家の翻訳本の一部をそのまま切り取ったような形で小説にするというもので、一般的によくある、時系列に沿ったような書き方とは違う手法を取っていると思ったので、実験的と言いました。


〉〉記号化の追求の方に重心が傾きすぎてしまったのでテーマが破綻したのではないかという意味で書きました。

〉記号化を追求していると考えたのは、どういったところからでしょうか?

ここで言う記号化とは、人物などに付随するさまざまな情報をできるだけそぎ落とした形で表現するという意味になります。人物の個性やアイデンティティ、心理を描くといった書き方とは真逆の書き方になると言えるでしょう。この作品では、そういった表現を意図的に行っているように見えたので、記号化を追求しているという印象を受けました。
それから、小説における「記号化」という言葉は、私が勝手にそう呼んでいるだけの言葉です。なので、一言説明を加えておくべきだったなと反省してます。


〉〉3作品の感想も一応読ませてもらいましたが、返信は特にいらないということなので、そのようにします。

〉はい。読み物なので、それで構いません。
〉ですが、何か言いたいことがあれば、返信していただいてももちろん構いません。
〉(euRekaさん以外でももちろん構いません)

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