仮掲示板

第60期 感想 その1(#1〜#8)

ぽっかりと時間が空いてしまったので約一週間ぶりに覗いてみたのだけど。
……なんか過疎ってません? 前期とえらい違いがあるような……まあ、皆さん忙しいんでしょう。

という、前置きはさておき、今期の全感想その1です。
(連日続けて時間がとれる状況ではないので長月さんへの返信はまた次の機会に。ホントごめんなさい)
相変わらず読みが浅いのはご愛敬ということで。

#1 四十五円
 あっさり爽やか。ただし、感傷や郷愁を語るには少し爽やかすぎるきらいが。
 ミツオとアキの口調が似通っていて個性が出ていない気がする。そのために「ねえ、早くいこうよ。暑いって。」のくだりが一瞬ミツオの言葉、あるいはミツオと僕とアキの3人が同時に存在しているように思われてしまって混乱する。思い切って行を空けた方が良かったのでは?
 内容に関して言及すると、「お前が助けたあの子」が誰かわからない。「ほら、そこにいるだろ…。」て、まさかアキ?(んなわけない)

#2 大きな三角定規
 前半で読者を突っぱねてしまっているので、こちらからも歩み寄りません。
 従って、わからない。つまらない。(イェーイw)

#3 ジンジャエール
 素直に面白かった。登場人物それぞれが抱く“想い”が1000字の中ににじみ出てきているように感じられた。
 重箱の隅のようなツッコミを入れるとすれば、「色キチガイ」が誰を指しているのかがいまいち不鮮明。
 (そういえば国産メーカーで生姜が入った“本物の”ジンジャエールってないね。)

#4 地図
 淡々として地味ながら「ぼく」が「小林さん」へ寄せる好意が上手く表現されていると思う。
 なぜ、ぼくに関する物語がないのかは、読んだ人それぞれに解釈して欲しいのでココでの言及は避ける。(解釈の方向付けはするのもされるのも嫌なんです)

#5 蜜柑
 これまた地味な作品。一人語りと思いきや部分部分で客観視した書き方があるために感情表現と合わせるとどこかちぐはぐな印象を持つ。
 誤字一個みっけ。(投稿するならせめて誤字はやめてー)

#6 スラムダンク
 ずいぶんとはっちゃけた作品。
 作品に流れる雰囲気はくみ取れるけれども、私の好きな作風ではない上に私、杉浦茂という人物を知らない。ネットで調べてみたものの、この方については1ミリたりとも知らないということが判明しただけ。
 題名の意図もわからないし、なぜ杉浦茂が消えたのかもわからない。(もうぐだぐだです)

#7 金魚ガ笑ウ
 精神錯誤した手前勝手な男の一人語り、に見えるのは読みが浅いからだろうけど。(私にとっては精神衛生上よろしくないのでこれ以上深読みしません)

#8 ピアスの青年
 読んだことあるような、ないような。よくある設定、よくあるシチュエーションといってしまえばそれまでだけど。(教室で孤立した少年(少女)との恋愛小説って一時期流行りましたよね)
 残念なのはピアスがこれっぽっちも効果的に描かれていないことか。


時間が来たので今日はここまで。

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