第165期の感想
「人形」
小説を書こうとして大多数がはじめに手を出すのは、こういった感情のものだと思う。自身の中にある感情は唯一のものではあるが、大多数の中のひとつに過ぎない。ムダな改行
「迂遠に手を伸ばす」
可もなく不可もなく。
「ピアノマン」
可もなく不可もなく。
白々しい。
「六畳間」
面白そうなので再読すること。
君、父、弟、母、僕、彼。何を言っているのか分からなかった。畳一枚に一人だということに気付いてからも分かった訳ではない。分かるからいいというものでもない。僕から彼へ転換する場面ではっとする。
「蜜柑」
面白そうなので再読すること。
その世界に引き込まれていて、最後から二行目の父親の言葉ではっとさせられる。前半部分にダルさはあるが、まぁ良しとしよう。
「ラクダ」
らくだが少し楽しめるようになったので書きました。
「立看板」
可もなく不可もなく。
「整える石川芙美子」
可もなく不可もなく。
「カレー451」
可もなく不可もなく。
白々しい。
「水に映る月」
負の力がささやいてくる。可はない。
「銀座・仁坐・鎮座」
可もなく不可もなく。
「世田谷怪奇小説 転落願望」
可もなく不可もなく。前作は好きだった。こういうテイストは票につながらないのかな。
「忘却の街」
可はない。
「世の中って……」
可もなく不可もなく。
自己満足という言葉で逃げてしまうのはすごく残念です。
「郷愁のコロンビア」
可もなく不可もなく。
毎回、不思議な知らない言葉があふれていて、置いてきぼりをくらったかのようです。
「女神」
可もなく不可もなく。
「巨人」
可もなく不可もなく。