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17
気になったのは「に」の多用。「で」か「へ」に置き換えた方が文章の流れとしてはスムースになったような気がしました。それくらい「に」が気になる。海外のようで、実は館山あたりとか千倉とかのほうが味があるような気がしました。全体的に川野くんらしさに欠ける文章で、個人的には海坂さんを思い出しました。


18
こういう世界がこの夜の片隅にあるということが、全く違和感なく、なんというか、ぼそぼそとした雰囲気がよく出来てるなあと思いました。どんな口調でしゃべっているとか容易に想像できる。それでもパンチのある作品が短編には多いので、平凡といえば平凡かもしれません。題材が異質な様でいて平凡なんでしょう。美少女ゲーム(と思われる)だからかも。普通の会話のようにリアルなことを言いながら、真剣にエロゲー作っているほうがパンチがあるかもしれません。


19
18のゲームの内容が19だったりしたら、すごいつながりだなと思いました。


20
構成が面白かった。三浦さんは以前もやっていたけど、場面でくっきり切り替わっていくというもの。小説の世界が動く歩道を真横から見ているような気分になる。前回と同じテーマや小道具を使っていろんな角度から光を当てるというのは、宇加谷さんの、世界を多重構造にしていく手法とは違って、全くのパラレルワールドにしてしまうところが三浦さんの特徴かもしれません。


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それらしい人物をそれらしい場所において、それらしいことを語らせてしまうから平凡になってしまうのだと思いました。
友人がビジュアル系のバンドをやっているんですが、そのメンバーの人で新宿歌舞伎町あたりを徘徊すると、明らかに怪しそうな人はいっぱいいるのにピンポイントで自分が職質されるのがなぞだと言っていた話を思い出し、そういう側面も小説には大事かなと思いました。


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こんな話を聞かされて、主人公のような質問ができるものなのだろうかと思いました。そうなると作品の進行上必要なポイントではあるんですが、全面に出るのはよくないかなと思いました。それにしても「えーー?!ね、猫?!」につきますね。これを使いたいが為にこの作品は誕生したんじゃないかと思えるくらい。


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わたなべさんの文章は宮部みゆき的ですね。丁寧にレールを引いて、読者の感情をコントロールしようとする。登場人物に抱くべき感情を固定させようとする。宮部氏の場合は長い長い文章でもって、きっちり外堀から埋めていき、読者の感情をぶれないようにきちんとレールに乗せてしまうのですが、いかんせん1000字ではなかなか読者をそこまで取り込むにはいたらないかもしれません。そこで唐突な印象を受けるかと、個人的には思います。今期の作品は多分「祖母と目を合わせられなかった」でお終いにしてもいいかもしれません。そこで終わってもその後が予測できるように文章が仕掛けられていると思います。もちろんそこまでのどこかに「女の子に学問なんかいらん」という決定的な一言は入れて、後の数行は1000字でやるには押し付けがましい気がしました。


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大真面目にきちんと書いてあるから面白いんだと思いますが、個人的にはハンニャくんには、文章や構成がうまくなって欲しくないなあと思いました。ずっと初期のほうが私は好きです。
真面目にやりすぎよ。


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主題が爆破されたり燃やされたりするのは何故なんだろうなと、いつも思っています。今期も思いました。The rine in Spine stais minely in the pline.マイフェアレディは観てないのだったよ。るるるぶさんと同じ土俵にあがれそうも無いといつも思う。私はものを知らないから。あるいはひどく偏っているから。




以上です、間に合った。風邪は劇的によくなりました。サンキュー、抗生物質。百日咳ではなかったようだ。

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