仮掲示板

それでも、第81期作品の感想(1-25)

それでも感想を書くということは、いろいろ挙がった意見に反対していると言うよりも、拒絶していると言って良いのだろう。

#1 さよならの夜
 千字よりも長い詩があるのだから、『短編』に詩情のある作品があるのは良いことなのだと思う。そして、この作品にあるのはその詩情なのだと思う。徐々に具体性が見えてきて、しかしそれは完全でないところ、うまく構築されているのだと私は思う。

#2 タマネギ
 SFは難しいのだと思う。タマネギがある宇宙人の脳の幼生であるとして、タマネギであるときにどの程度の知性を残しておくべきなのか、それによって読者が普段食しているタマネギに対してどう思うかということが変わってくる。この作品の場合、宇宙船に戻ってようやく知性が戻ったようであり、地球上ではゼロだった模様で、さじ加減としては良いのではないかと私は思う。
 しかし、層が重なっているタマネギのどこが皮でどこが脳とされているのかは、想像できなかった。

#3 日記
 この結果がやりたかったのだろうか、と疑問に思った。こんな残酷なことをしなくとも、他にやりようがあっただろうと私は思ったのである。つまり、嫌いの類。
 それはさて置き、宿題のはずだった日記をホームルームの時間に書かせるとは、この教師の強引さも常軌を逸していると思った。

#4 鳴るよズキンズキンと
 狼はリスを食べないのかとかリスが人間の味に興味を示すだろうかとか熊に鉄や薬の味と言うよりも鉄や薬がわかるのだろうかとか、そういった基本的な疑問をこの作品に対しては持ってはいけないのだろうか。
 しかし、傷が疼くのではなく鳴くとして、そこからこのような構成を作った発想は評価されるべきものなのだろうと思う。

#5 裏返し
 良い題材を描いたと思う。誰もがそうだと読者は思うかもしれない。しかしこの描き方のものを読んだことがあるかと問われれば、どうだろうか。形容しがたい不思議な読後感を、私は持った。
 ところで、「何回も確認したのは自分の住んでいる町の天気予報だった」ということは、主人公は動物園に比較的近い地域の住民ということなのだろうか。遠方の町単位の天気予報はテレビでは見られないものなのだが。

#6 久遠なる闇
 読めなかった。他の方の感想をいくつ見ても読めなかった。「君」と「私」が何者であるのか、人であるのか人ならざるものなのか、これがわからないとまるで読めない。何かが足りないのではないと思う。私が読めなかっただけか、千字では収まりきらないくらいに大幅に書き足さなければならない即ち千字小説であるべきではないか、どちらかではないかと思う。
 一日なり一年の変化を描いておきながら、永久なり久遠に収束するこの変化はどういうことなのだろうかとも思った。

#7 クランベリージャムにコンドーム
 タイトルがおかしいというよりも、後半は何なのだろうかと、私は思った。それに、後半部分の博士たちの行動目的もわからない。
 飛行機をビルに突っ込ませるのは9・11もしくはるるるぶ☆どっくちゃん世界の専売特許かと思ったのだが、それは先入観というものに過ぎない。

#8 White is Colorful
 瑕のない、手本とすべき作品のひとつと言って良いだろう。題材、型、文体、すべてにおいて難なくかつ奇手なく仕上がっている。

#9 翼
 感想は、稚拙。なりたい自分という題材を書いただけで、ひとつの小説として読ませるための展開のさせ方、盛り上がりというものを欠いていると思う。
 これだけで良くなるものでもないが、例えばもう一人の自分が「ただじっとしているだけ」としていたところを「ただじっと自分を見ているだけ」にするなど、ひとつひとつの描写にも工夫が必要であろう。

#10 ごちそうさま
 残酷な話である。なぜこんな目に遭わなければならないのだろうかと思うのだが、それは書いて良いこととは限らない。あるいは、夢遊病だったのだろうか。

#11 星に願いを
 題名が上手いと思った。内容に対して良い題名のつけ方であるという類の上手さで、つまり作品そのものが上手いと思ったのである。この作品も瑕はないと思う。主人公の方が主導権を持っているもしくは強気な女性であるということがわかるように人物が描かれているところも良いと思う。

#12 春
 日記の域を出ていないと思う。日常を書いたからそうということではなく、日常の中の物語性を描こうとしているように見えなかったから、そう思うのである。例えば、「丑三つ時に部屋を暗くするのは嫌だ」とある。日記ならば自明のことなのでそれで良い。しかし小説ならば、なぜそうであり、それが主人公の行動なりにどう現れたのかといったことが必要であろう。

#13 遺言
 三で割り切れない数字が最後に出るのか。一等と前後賞で三で割り切れる、だろうか。
 「母親の死に目は揃って見届けた」として簡潔に母親がすでに他界していることを説明している気遣いは、評価するべきものである。

#14 恐怖
 作品とは関係ないことを最初に申し上げるが、読者にとってこれが実体験であるか否かとは関係のないことである。それを実体験に基づくものと言ってしまうことは、基本的によろしくないことだと私は思う。そのことによって毎度の鋭さを内包する原石の由来が少しわかったようにも思えた。それが私にとって何になるかと言えば、おそらく先入観にしかならない。これもまた作品の感想とは少し異なるが、掲示板を読んだ上でこの書き方を変えないということも、発言からわかったように思えた。磨かれた鋭さでなく、不完全の危うさを秘めた鋭さを求めているのかもしれない。相変わらず整ってはいない。しかし読むことを妨げるものではなく、読めないものでもない。案外、個性と言って良いのかもしれない。さらに作品だけの感想ではないことなのだが、ノート一冊分ののい氏の言葉を読んでみたいように思った。作品だけでは書きたい題材が描いてあるだけでもう少し肉付けがほしいように思ったのだが、掲示板の内容を読んでそれはそこからの抽出に過ぎないことを知ってしまった。本来であれば、描きたいことは書いてあるが作品としては足りないと言って終わっていただろうが、そんなことを不公平なことを思ってしまった。
 不公平ゆえ不適切な発言であるが、この原石を持つのい氏にはがんばってもらいたい。

#15 意思→言葉→音→雑音
 題名があまり良いように思わなかった。「言葉」は人間以外のものに対して適切であったかと思ったことと、「音」よりも「声」の方が良かったと思ったことがあったからである。
 食肉に話が集約されているようだが、実は最初の一文に毛皮のコートがあり、食べること以外にも目が配られている。何を言っているのかわからなければどんな残酷なことにも気づかない、という主題に対して、表情に三日月が浮かぶ、という表現が面白い。そんな良さがある作品だと思った。

#16 目
 二段落ちではないかもしれないが、私は二回驚いた。この作品にはそういう発想の面白さがあると私は思った。しかし、地の文の文体、語りのやり方が不安定なようにも思った。語りならば語りらしく統一すべきであろう。

#17 告白
 そこで終わるか、それでは単なるネタではないか、と私はもったいなく思った。人を好きになる感情の重みを描く奇道かもしれないが強調できる題材に応えてほしかったというのが、一時期BL小説を数十作読んだ私の感想である。
 そういう好みからの感想を除けば、難点はないと思う。

#18 母の十字架
 非常に重いことを、軽くはなくしかし重すぎもせず、しっかり描いた作品だと私は思った。これも瑕はないだろう。
 他の方の感想を読むまで、私はこれを自殺幇助ではなく殺人だと読んでしまっていた。無知なものと詫びる他はない。

#19 妖精
 油をつなげるのに三十分も要するのか。
 妖精の頭身を書いてほしい。作者の趣味が表れるから。

#20 1000^63こきんこかんしょてん
 他の方の感想で63^1000だろうという意見を読むまで気がつかなかったことに愧じなければなるまい。
 改行はいかように扱うだろうかとか、作品そのものが千字ちょうどでないのは手落ちではないだろうかとか、長音を定義していないから「たいぷらいた」としているのは気を遣っているとか、そんなことを漫然と思った。

#21 怒るよね
 特に感想が浮かばない、ただ書いてみただけの作品に見える。

#22 無神教の祭典
 神にすがることが神を信奉するもっとも正しい方法なのかという疑問を呈していることに感心した。本作はそのひとつの対案として書かれたようにも見えるが、実は僧たちのこの教義は何であろうかということがわからず、私には消化不良のような気がした。

#23 双子
 犬の双子というものが私には理解できなかった。一回の出産で二匹以上産むのであれば、双子とかといった概念はないのではないだろうか。
 あまり面白くないような、しかしこれ以上の書き方はないような、そんな気がした。

#24 ある日、ヒトリー。
 この種の作品を読むと私は、本当にひとりになる前に気づくだろう、と無粋にも思ってしまう。国民がみんな土地を離れてしまうということは、農耕民族の国ではないということだろうか。それから、「独という国」は無用。

#25 餃子屋リー
 「踏切防止キャンペーン」とは何だろうかと思って良いものか。なぜ他の商店がシャッターを下ろしているのかがわからなかったので、面白さがいまいちわからなかったのである。しかし、何とはなしに良いような気もする。

それでも、第81期作品の感想(26-47)

あるいは、私の意見は記事1004で述べたので、拒絶と言うほどでもないだろうか。

#26 初恋は実らない
 後で考えてみたらこれが初恋だった、ということなのだろうか。人それぞれの感性なのだが、私にはこれが初恋だとは思えなかった。
 音楽がうまくまとまっていない状態が良く表現されていると思った。一方、作中に先生は何人いるのだろうか。玲子先生の名前が一度だけ書かれているが、出すなら使う、出さないならば出さない方が良いのではないだろうか。玲子先生と担任は異なるのか、いきなり名前で言うのはどうなのかという疑問が、私には残った。

#27 僕にできること
 主題は良いのだが、そのための設定に少々荒削りではないかと思った箇所があると思う。ひとつは主人公の生い立ちが謎であるところで、活かされている部分が思い当たらない。結婚に反対される理由なのかもしれないが、浪人留年変人で十分ではなかっただろうか。もうひとつは「僕らの生活は思っていた以上に上手くいかず」で、いつの間にか同棲していたのかと思ったところである。二人の夢が重ならなかったといったような、端的に上手くいかなかった理由を描いた方が良かったのかもしれない。
 最後、「良くない相手だと思った」、「背中を押してやる以外に何ができるというんだ」から「幸せそのものではないか」の間を断絶させているのは、時間の経過をも思わせる良い手法であろう。

#28 布団の黴
 布団カバーを買いなさいな。
 相変わらず、日常の中から何かを思索するのが上手いと思った。強いて言えば、それまで布団と肌を対比してきたことから、「買い替えがきく」の前に「布団は肌ではないから」があっても良かったのではないかと思う。

#29 彼女にはそれがない
 それを彼女に言うという気持ちが私にはわからないので、読めなかった。
 千字小説でなければ風景や行動の描写を織り交ぜながら告白から返答保留までの時間の経過を描くものなのだろうが、千字ではこのようにしかならない、できないだろうと思う。

#30 ウッドストック
 最初から偽りの話だったのか、と感心した。温暖化のあたりではそこが想像なのだろうと思っているうちに、そのおかしな雰囲気に徐々に引き込まれて、本当に主人公と彼女の二人だけになってしまったのかと思ったところで、何だまだイルカはいたのかとつまづいて、虚数だ超光速だと意味不明な方向に流して終わるのかと思いきや、すべて嘘だったと来る。そして叫ぶ。それがそれまでの話とあっていないところも良い。
 しかし、そんな評はさておき、嫌い。

#31 たったひとつのKiss
 これも瑕はないだろう。「みゃあと鳴いてやった」に託しているものがあるところが、最大の特徴だと思う。
 しかし、好きにはなれない。甘さ加減が、私には濃すぎる。主人公とカズヨシが、カズヨシが高一のときから六年間ずっと同棲をしてきて、何千回もキスをしているような生活を考えると、いやらしいとかそういうことを考える以前に、ぞっとする。

#32 中一
 思春期の男子とは至極面倒な生き物だ、ということをきちんと描けていると思う。

#33 友 たち
 何が言いたいのかわからなかった。その中でも、おそらくいちばんわからなかった単語は、「忠義」。

#34 『脳を漬ける』
 特に具体的に書かれているのではないが、どんな家族なのかわかるような気になれるというのは、すごいことなのだと思う。読者にとって自然でないことが、ごく当然のこととして違和感なく描かれている、そのことがそう思わせてくれるのだろう。脳がなくても動けるなどと思うことは、野暮なことだと思う。
 それにしても、脳が頭にあるかないかは見た目ではわからないということか。

#35 アカシック・レコードをめぐる物語 異界編
 久々、別の作品を紹介する以外の何かを書いてみよう。
 科学的題材を用いるのは五回目であるが、一度も科学的に書けたことがないのが悔しい。
 シリーズ批判があるが、連作ではないので可であると思っている。
 ところで最近になってなぜか文体に対する評価をもらっているが、何の特徴もないものが評価をもらえるのであれば誰も無理やり特徴を出すことをやめてしまえば良いのではないだろうか。とは言え、なぜか過去二回だけ意図的に文体を変えた作品(9と42)は両方とも決勝に進出しているのだ。意味がわからない。

#36 境界の言葉
 言葉が世界のすべてを表現できるのかという命題を描いたものだろう。
 私は登場人物で言えば老人の思想に近いので、境界の言葉が存在してしまうとそれと別の何かの新たな境界が生ずるものと思ってしまい、無限階層となってしまうことを心配してしまう。しかしこの老人、なぜそう言いながら毎週博物館に来るのだろうか。

#37 CP対称性の破れ
 5年後、本当のCP対称性の破れを教えてください。嘘。
 この口調、言葉遣い、ひとつの空気を生み出すまでに至っているところは評価すべきだろう。それでその相手が二人の姉と言うところがまた、それを無駄使いしていて良い。だから、取り乱した、と自ら萎んでしまうのはどうだろうかと私は思った。ああそうか、キモい例え話に酔っているのは私のことだったのか。今期の投稿作があれでなければ「理系」ではなく「オタク」にしてくれと主張したのだが。
 今頃気がついたのだが、コカコーラとペプシコーラでは如何。

#38 ロマンティック・ミライ
 食事とは何であるかを考えさせられる作品だと思った。『意思→言葉→音→雑音』と共通することだが、宮沢賢治の『ビジテリアン大祭』を私は思い出した。二作品の主題は違っているのだが、食事とはひとつの娯楽である、という点においては一致していると思う。
『ごちそうさま』と違ってこのヴァーチャル体験では腹は満たされないようだ。
 最後の「カレーカプセル」だが、これは良くないと私は思った。食事がカプセルになってしまった世界であれば、先に述べた娯楽性はすでに失われているはずだろう。牛肉を食べたいと思う動機に疑問が呈されてしまう。

#39 ある晴れた夕焼けに
 ひとつの場面をきちんと描けているようで、遺留品を持っていってしまうことなどできたのか、そもそも昼寝していたとは言え他の人がいるところで飛び降りなどできるものなのか、といった疑問が浮かんだ。
 最後、涙を流した部分は、荒んだ状態からの反転と私は読んだ。そこに余計な行動を書かなかったことは、きっと良いことなのだろうと思う。

#40 三島スーツ
 以前にも同じ感想を書いた気がするが、「猿」を具体的に描いてしまうのはもったいない、象徴的な存在として利用すべきものではないのだろうかと思う。
 千字の割に薄いような気がした理由は、どこにあるのだろうか。

#41 柿
 なぜ急に隣人の殺意などというものが出てくるのだろうか。しかもそれでも柿が好物だと言う。急に表れて急に消える殺意は、何だったのだろうかと私は疑問に思った。
 それはそれとして、「愚鈍」という言葉はなぜか気に入らない。「鈍」は「遅」に通じる。思い続けてなお結論が出せない遅さを表すのであれば「愚鈍」が良い。しかしそれまで何もしていなかったのだから、遅さとは異なる要素ではないだろうか。「愚劣」は少しひどすぎる言葉だろうか。

#42 姉の首
 意味も必然性もわかったものではない。わからせるつもりはまるでなく、私としてもわかったところで嫌いであることに変わりはない。
 最初の「実験台に供物した」という部分で別の実験が過去にあったことが示されており、案外このおとうとにはネクロ趣味に類する何かがあるのかもしれないと思った。

#43 伝奇「雷轟万化蛙物語」
 カエルになることが必ずしも不幸なこととは限らない、という価値観を見せてもらった。
 「徳」とは言ってくれる、自分は課長よりも徳において勝っていると疑念もなく言えるのかと驚いた。その上、いきなりミミズを食ってしまうのかと驚いた。以前の徳があれば、それも構わないことなのか。
 それから、言葉と鳴き声を同じ鍵括弧で書くのは良くないのではないかと思った。区別すべきだろう。

#44 こどもが読んでも安心な、おとな向けの童話
 題名が矛盾を内包しているということは、指摘してはいけないのだろうか。
 最後の言葉は何か、自分が親権を主張できる日が来ると思っているのか。これもまた矛盾ではないだろうか。

#45 北へ
 「忘れていた。彼女は俺と違うのだ」の部分で、それは最初からわかっていて話をしているのではなかったのかと疑問に思った。その後の会話で、「頑張れよ」と持田が何か言いたげなところを押さえ込んでしまう気遣いができる主人公なので、余計にそう思ってしまった。それから、結露した窓ガラスに描いた絵で繊細かつ大胆と言えるほどのものが描けるだろうかとも疑問に思った。
 主人公が持田のことをどう思っていたのか、読者に考える余地を上手く持たせている作品なのだと私は思った。

#46 アイスクリーム
 長期休暇で帰省できるのならば盆暮れには会っていそうなものだと思ったことと、かき氷ではないので冬に食べても別段おかしくはないのではないかと思ったことがあった。それから書き方としては、「アイス」と略した言葉を使うのであれば、「アイスクリーム」とするのは必要な箇所だけにすべきであり、第一段の最後の用法は適当ではないことが挙げられる。
 この作品こそが、漫画やアニメの中のようだと思った。

#47 チェリー
 「同寮」ということは寮住まいということなのだが、この二人が仕事以外の時間でも一緒にいる気配は感じられなかった。「同僚」で十分ではなかっただろうか。
 まとまっているとも思うのだが、何か伝わってくるような強さを私はこの作品に感じることができなかった。

Re:それでも、第81期作品の感想(1-25)

 糞野郎が糞を垂れることを許していただけるならば、一つ弁解を。
 今回、自分が投稿した作品は合計で三種類あります。三種類を同時並行で執筆していたので「ついうっかり」、最終推敲後の作品ではなく、その一個前のバックアップデータを投稿してしまったのです。結果、三文目に「はんだくてん」の文字がないのですよー! コレのせいで1000字ぴったりにもなってない、というどうしようもないミスであります。
 ミステリでトリックにこだわりまくって最後の最後で犯人の名前を間違えた気分です。クソッタレですね。
 半濁点のことは、ちゃんと考えていたんです。半濁点がないと六十三種類にならないですからね。慌てて自己弁護しているわけじゃないのですよ!

 ちなみにげじょうは素で読み間違えていました。だってせじょうっていうじゃんかー! 恥ずかしさのあまり「うひぃ」と悲鳴を上げてしまいました。あんまり恥ずかしいので直さずそのまま置いておくことにします。


 こういった批評の場に、自分の不手際できちんと作りこめていない作品を提出できずすいませんでした。
 他サイトではありますが正式な完成品を以下に載せていますので、宜しければご覧ください。
http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=3059
 

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