第134期 #10
はい、子ども電話相談室です。
こんにちは。お名前と学年を言ってください。
はい、はじめまして、おさむくん、では質問をどうぞ。
質問は、おばあさんの耳はどうしてそんなに大きいの?と言うことです。
この質問はグリム先生に聞いてみましょう。先生お願いします。
おさむくん聞いたかな?それはおさむくんの声をよく聞くためだよ、ということです。おばあさんに学校のことなんかをたくさん話してあげてください、はい、わかったら、夏休みの宿題に取りかかってください。おさむくん、さようなら。
さて次の質問を聞いてみましょう、もしもし、こんにちは、お名前と学年をどうぞ。
ん、またおさむくんか、まあいい、質問をどうぞ。
おばあさんの目はどうしてそんなに大きいの?ですか、これもグリム先生に聞いてみましょう。
おさむくん、わかりましたか?それはおさむくんのことをよく見るためですが、そのおばあさんはいつものおばあさんでなく、貪欲でクールな狼である可能性が非常に高いので、おさむくん気をつけて。ということです。先生のアドバイスをちゃんと守って、夏休みの宿題に取りかかってください。
はい、では次の質問を聞いてみましょう、もしもし。
おさむくん、この番組は君の私的なおもちゃじゃないんだ、いい加減にしてくれないか?
先生?いいんですか?はい、わかりました、おさむくん、グリム先生が質問を聞いてもいいと言っておられるから、質問をしてください。今回は特別だよ。
質問は、おばあさんのお口はどうしてそんなに大きいの?ということです。先生、どうでしょう。
わかりました。おさむくん、それはおさむくんを食べるため、です。その婆は狼が化けているだけ、油断させておいて食うのがクールな狼の常套手段だということです。いつものおばあさんはすでに狼の腹の中にいます。わかったかな?わかったら、さ、夏休みの宿題ね。
では次の質問です、お名前と学年をどうぞ。
おいおい、おさむくん、もういいから、君は夏休みの宿題と狼から身を守ることだけを考えて残りの夏休みを過ごせよ、ええ?なんだよ、なんなんだよ、泣くなよ、上から怒られるのは俺なんだよ、わかったよ、聞いてやるから質問しろよ。
はいはい、先生のアドバイスを参考にして、婆の腹を鋏で裂いてみると、あれよあれよといううちに、婆のはらわたが溢れ出てきて・・婆は息絶えた・・・と、いうことです。
この質問は、弁護士の小島先生、お願いします。