第121期 #4

ジョークグッズと午後の四畳半

することも
会う人も
口ずさむ歌もない
空白のような午後に、
湿った畳にあぐらをかいたまま
何気なく金玉を持ち上げて裏側を見てみたら、
皺と皺の隙間に

「これはジョークグッズです。」

と書かれてあった。



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