投票参照

第97期決勝時の、#6マックシェイクと轆轤首の憂鬱(なゆら)への投票です(3票)。

2010年11月7日 0時8分30秒

9 蜜蜂 オハラショウコ 5
この作品だけ、票がはいってるのがよく分からなかったんですよね。イレズミの蜂がちゃんと機能していて、作りものっぽい仕掛けで好きではあるんだけども、蜂が実際に刺すってように読めちゃうまで書いてるのは、比喩なのかどうなのか曖昧なところで、票を入れられる人はこういう曖昧さがokということなのか。
まるで蜂にさされているように感じている、というところで留めていたら品があったと思う。

6 マックシェイクと轆轤首の憂鬱 なゆら 4
決勝に残った「牛」とほとんど同型の話しなんだけど、こちらのほうが質がいいんじゃないのかなと思った。イメージが転がってゆく話だけど、ろくろ首という素材自体が、書いてる人の筆速みたいなのが伝えるのにいいイメージだったんじゃないのかなと思う。

2 牛 わら 3
冒頭から転がる想像力が面白かった。つらつらつらーといったところで、まとめかたも良かった。背中だろうがお尻だろうが、哀しいものは哀しいんだよ、っていう感じで。
コンテストなので投票せずという気持。
ところで、「清酒白鹿のコマーシャルのように」といったあたり、まったくわからないイメージだったのだけど、ネットで読んでる分にはちゃちゃっと調べられるから、良いのだと思うけど、こういう<一部には分るたとえ>の手法も、ふつうのお店売りの本でも常套になるのかなと。

15 スズメガ 高橋唯 3
行間やその言葉の持つ謂れと呼ばれるような情報をメタデータという無味乾燥な言葉でひっくるめるようになって、もう、ずいぶん経ってしまったような気がするのだけど、このお話は<スズメガ>とか単語の持ってるメタデータや、<ギャング>とか<尼>とかが織りなすストーリーからたちのぼるメタデータの綾の物珍しさが際立ってる感じ。
ただ、そのメタデータの綾の玉虫色は面白いのだけど、そっからまたより重力のある核が感じられたらなと思って投票しなかった。

参照用リンク: #date20101107-000830

2010年11月5日 0時17分57秒

予選票で書いてしまったので、特にいうことはないのです。

参照用リンク: #date20101105-001757

2010年11月3日 12時20分46秒

面白かった。展開がひどくて良かった。

参照用リンク: #date20101103-122046


編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp