第94期予選時の、#11さよならの言葉(のい)への投票です(3票)。
今期一番。
短編小説のテーマとしては同性愛はかなり手垢がついていて、そのまま出すとつまらなく、ひねりすぎるとメインが薄れるという難しさがある。
そのどちらにも陥らず、絶妙というしかない完成を見せた傑作。手放しで褒めたい。
参照用リンク: #date20100730-235917
今期、小説のおもしろさが溢れている作品多く迷った中から、
一読の印象残っている。サヨナラだけが人生さ、というところが、やはり、訴える力の強さだろうか?
参照用リンク: #date20100714-152833
正直やられたなあ、という感じ。
全体的な印象としては、同性愛者の悲哀のようなものが表現されていると思ったのだが、物語や文章に妙な軽さがあって、だけどその軽さというのは決して軽薄なものではなく、不思議とあたたかい何かあるような気がした。
参照用リンク: #date20100713-010226