第9期予選時の、#19カーネーション、ユリ、ユリ、バラ(逢澤透明)への投票です(2票)。
最初の会話の部分だけで引き込まれた。
その後も小気味の良い会話が続き、すんなりと一気に読める。
それでいて読後のなんともいえぬ寂しさ。
時が過ぎ去ることの儚さのようなものをさりげなく遠まわしに、だが確実に伝えていると思う。
タイトルもいい。
参照用リンク: #date20030501-225936
『短編』では会話が多いとどうもすかすかした印象を受ける作品が多い中、会話を軸にしてしっかりしたストーリーを描ききっていて感心する。1000字でやるにしてはストーリーがしっかりし過ぎているかもしれないが、この作品についてはそれが嫌みに感じられることもない。
参照用リンク: #date20030425-233903