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第87期決勝時の、#9或る心地好く耐え難き話(くわず)への投票です(1票)。

2010年1月5日 1時3分46秒

或る心地好く耐え難き話

モノクロの短編アニメーションとして脳内再生できる明確な手触りのある文章で、語り手を中学生にすげかえた途端に悪臭をはなちはじめる内容をいい大人が痩せ我慢しているぞ的な語り口で語っていくところが素敵です。

雪、死、

素人詩人の凡庸な詩と凡庸な和訳者のあとがきという話はあまりにも「小説としての魅力」が欠けているような気がします。

群青色と黄緑色のマフラー

元恋人にもらった『愛のゆくえ』を大切にしている辞書セールスマンが気になる女性への手紙をなかなか書きだせないという話を芯にしてそのまわりに声や食べものや色をのせているところが素敵だなと思います。

参照用リンク: #date20100105-010346


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