第83期予選時の、#18午後五時四十五分の悲鳴(宇加谷 研一郎)への投票です(6票)。
ミッフィーの胸を裂いて時計を埋め込んだ男が、部屋に女を連れ込んだ話ですよね。
知悉のひねり方や、変態的な話をさわやかなものに変えてしまう手腕に驚きました。
参照用リンク: #date20090830-232427
もうチシツの独り勝ち状態じゃないでしょうか。
「心臓の音を知悉した、なんて。」とかかわいいし。
場面数が結構多い(→1シーンの文章量は短くなる)にもかかわらず、味のある印象的な文体で、過剰も不足も無い。
参照用リンク: #date20090828-185034
男
の視点と
黄菜子
の視点が
二度、文章のなかであわさるんですよね
そこがすてきで
そして
黄菜子も男の部屋に付いて行った。
というさいごの文章の
も
というところで
黄菜子でも男でもない視点になっているような気がして
このお話は読者からこの二人だけのものになっていったんだなぁ
と思いました
みうら
参照用リンク: #date20090822-003041
上手い。古参の方なので技量は前々から知っていたが、今回はいつもより一段も二段も上手い。
知悉という単語からここまで話を広げられることに感服。
黄菜子とのやりとりも微笑ましく、千文字で終わらせるにはもったいないように思えた。
参照用リンク: #date20090816-203505