第82期決勝時の、#38砂漠と雨の日(euReka)への投票です(4票)。
『夏休み』
せっかくこういうのが書けるんだから、個人的には前半部だけ書いてれば良いんじゃないかと思う。時間を飛ばして後半部が入ることによって、紋切り型の感傷っぽさが漂ってしまっていて、興ざめする。また、「私はそんな兄との時間がとても好きだった。」とか「当時の私に」とか、浮いてしまっていてツメが甘い文がひっかかった。
『木戸中尉の決断』
文章は非常に安定感があって精緻だが、いまいち魅せ所もなく、原爆という威をかりているだけのように見えてしまう感がある。よくできているとは思うが、優勝のラインで見ると弱いか。
『砂漠と雨の日』
ということで予選も推したこの作品に投票。ある意味必然的な最後のセリフだが、そこに向かうまでの散らし方というか、色々な要素の配置がうまい。
参照用リンク: #date20090808-212951
毛色の違う三作ですが、特に魅力を感じない。
かといって「なし」を選ぶ理由もない。
強いていえば、他二作に比べてマイナス要因が少なかったので。
参照用リンク: #date20090802-020250