第8期予選時の、#6女子高生ミサキのハードボイルド((あ))への投票です(3票)。
現在形の文章の畳みかけは最初すこしうるさく感じられたが、尻上がりに調子がついて来るように思われた。状況を描写する言葉の使い方そのものが、夢と現実のあわいで半分醒めているかのような気分を出している。
投票前にもう一度読み直したら、「粗大な怪獣」という詞に気がついた。なんとなく「巨大」のつもりで読み流していたが、細かい芸である。
参照用リンク: #date20030404-083512
抑揚の効いたギャグセンスに一票。真顔でジョークを語る、という芸風と読んだ。それでいて単なるジョークに終わらず、キャラが立っているのも良い。
参照用リンク: #date20030402-064822
今回はとくに推したいものがないので二票でやめておく。
この作品については、あまり表現を凝らずにもうちょっと軽い言葉を選んで使ってもよいかな、と思った。内容からすれば。ただ、それにもかかわらず、軽快なかんじが楽しかったし、最後に巨大化して将来のことなんて考えるあたりが好感なので。
参照用リンク: #date20030327-001227