第76期予選時の、#16押入れの独楽(宇加谷 研一郎)への投票です(2票)。
どうにも不思議なのが、他の作品とくらべてやけに話が長いように感じられることだ。もちろんいい意味でだが。
改行が多い文体のせいだけではなく、重要なところだけを切り出して話を圧縮する手法が優れているのだろう。
百人一首はよくわからないが、こういう風に世俗的な解説がつけられると微笑ましく親しみが持てる。
文学館の玉砂利を撫でるシーンは風景として非常に綺麗で、ことによっては作者に狡さまで感じるほど良かった。
参照用リンク: #date20090122-212146