投票参照

第76期決勝時の、#1黒い羊(アンデッド)への投票です(3票)。

2009年2月7日 22時3分38秒

今回は「黒い羊」を推させてもらう。
狂気を表現するというのはバランスが大切で、狂気の度合いが甘いと安っぽく見え、行き過ぎるとギャグのようになってしまう。この作品はそのバランスがちょうど良かった。
お話としてもすっきりまとまっており、読み終わって素直にいいと思える。
ただ欠点を言うなら、やはり黒い羊のイメージは陳腐すぎる。ここさえなんとかなれば文句なしなのだが。

「エイミー」は面白さが掴みにくい作品だった。使われているパーツの一つ一つにそれほど魅力を感じられない。起承転結がはっきりしたお話ではないので、それ以外の点で惹きつける力がないとどうも弱い。
文章は段落一字下げをいちいち言うつもりはないが、句読点の使い方がやや違和感のあるものだった。

「檻の中の仔猫」は最後まで迷った。ストーリーの面白さや文章表現の巧みさ、セリフの魅力などは今回決勝では随一だ。ただ問題はオチの一文。これでお話が大きく変わってしまっている。それが吉か凶かを断言することはできないが、個人的にはひどく興ざめさせられてしまった。無意味な夢オチのようなだらしなさを感じる。人によっては楽しめるかもしれないので完全に主観の判断だが、今回の投票は見送らせてもらった。

参照用リンク: #date20090207-220338

2009年2月2日 19時51分30秒

今回はこれが一番。優勝。

参照用リンク: #date20090202-195130

2009年2月1日 20時45分0秒

今期の一番は、奇跡の絶妙さを有する本作だと思います。
次点はいくつかありますが、失礼ながら『エイミー』は違うと私は思っております。(黒田皐月)

参照用リンク: #date20090201-204500


編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp