投票参照

第7期予選時の、#20トンネル(曠野反次郎)への投票です(3票)。

2003年3月2日 19時21分21秒

 ううむ。文章力と雰囲気に1票いれます。

参照用リンク: #date20030302-192121

2003年3月2日 17時45分6秒

不条理な世界観である。不条理というのは突拍子もないということではなく、AはAであり、Bでもあり、Cという側面も持ち、すでにAとは言えないまでもやはりAなのだ、というような、人間を幻惑させる複雑怪奇な多分岐性と「でもそうなのだ」という問答無用の絶対的帰着が同居しているということを言う(と私は感じている)。人はダイヤモンドに様々なイメージを投影するが、その本質的部分においては単一元素の結晶というに過ぎない、それと同じことだ。この作品においての単一元素は「闇という異世界性」ではないだろうか。人間は物理的な闇を克服しはしたが、精神的な闇を克服することはついにできないのである。トンネルは別の世界同士を結びつけるものであり、異なる原理が溶け合い同居するステージとしてまさに適切であった。うまうま。

参照用リンク: #date20030302-174506

2003年3月1日 6時22分31秒

この小説のつぼはやはり一膳飯屋だろう。これがなければなんとなくわけが解ってしまう。ほどよく解らないのが心地よいのだ。(ラ)

参照用リンク: #date20030301-062231


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