第65期予選時の、#26泥鰌(川野佑己)への投票です(2票)。
好みだけで言えば初期作品のほうが好きです。今回もウドンを使って例えるところなどは全く感心しませんでした。
「物事の微細に入って執拗な描写をすることが、単に切り取って拡大したに過ぎず、全体の象徴として利用するには貧弱に終わることは多い。」
この一文があったことで、この先益々伸びていく作者に違いないと期待する気持ちをこめて一票を投じることにしました。もうすぐやめられるとのこと、それはとても残念です。
参照用リンク: #date20080229-141623
ウドンの部分には技巧(というと大げさですが)が見え、最終段にはもう一度読ませる力があり……と、こういう味が気に入っています。
不完全なループ感みたいなものもいいです。
参照用リンク: #date20080213-231259