第61期決勝時の、#11アダルトチルドレン(qbc)への投票です(3票)。
読み返してみて予選のときと印象が変わったのだが、
「人形と人形遣い」「虎ノ門」よりも作品単体としての完成度が高いように思えた。
また、印象が変わった理由としては、題名の先入観が強かったためと思う。
もっとひねった題名にしたほうが良かったと思う。
参照用リンク: #date20071108-071913
一行目の威力と、敢えて意図的にこの単語を題名にしたと思われる点。個人的に好きな題材ではないのだが、予選通過作の中では最も面白く読めた。
他の方の「人形と人形遣い」への評価が興味深い。
私自身は、こういった題材ならばもっと突っ込んだ所を描いてほしかった。表層を撫でられているだけの感覚。カフェオレ〜紅茶の味もひっかかってしまう。
参照用リンク: #date20071107-134837
主人公と上司の関係性が、恋とか愛とか呼ばれるものではなく、大人と子供のそれでもなく、しかし明確な何かとして描かれている。
千字でこれほどまでのことを見せられるその根源がどこにあるのかはわからないが、とにかくすごいことだと思う。
参照用リンク: #date20071102-183706