投票参照

第6期予選時の、#16一個のパン(神崎 隼)への投票です(2票)。

2003年2月4日 15時4分0秒

この作者の描く世界観や人物像が趣味なので、たいてい投票時に悩む。
今回の作品も面白かった。
<久遠>

参照用リンク: #date20030204-150400

2003年2月2日 16時56分0秒

 今回気になった作品は、「橋本のお婆さん」「年賀状」「一個のパン」の3作です。
 「橋本のお婆さん」は、最後に主人公が生意気な妹を前に言った言葉が良いと思いますが、帰り道は走って帰ったのならば、なぜ走るのかがわかるようにお婆さんと手をつないで夜道を歩く恐怖を、もう少し詳しく書いてほしいと思いました。
 「年賀状」は、自分も就職していないので、アイタタタと思いながら読みました。中身は「橋本のお婆さん」と対極の位置にあるような気がします。「橋本のお婆さん」は主人公しか見えないので恐怖を耐える感じが薄いのですが、「年賀状」は主人公が見えないので先生の意味不明な行動への危惧があまり感じられませんでした。
 「一個のパン」には、視覚的に満足させられてしまい、今回一番情報量が多いのはこの作品ではないかと思います。1000字が良い意味で長いとも短いとも思いました。文章の格好も良いです。

参照用リンク: #date20030202-165600


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