投票参照

第6期予選時の、#12ゴーレム(逢澤透明)への投票です(6票)。

2003年2月4日 22時35分32秒

 主人公は自分を捨ててゴーレムとして学校や職場といった人生に対応してゆくが、けっきょく疲れ果てて「母」に回帰しようとする。そして元の自分を取り戻そうとしたところが、そこにも「へそ」はなく、つまりもともとゴーレムであったというのはホラーである。大ざっぱにそういうふうに読んだ。ホラーな結末はちょっととってつけたようなかんじだが、そこまでの物語がこころに妙にひっかかる作品。

参照用リンク: #date20030204-223532

2003年2月4日 15時46分44秒

最後なんかまぬけっぽくて良かった。「えっ?」と言って振り返った主人公の顔を想像できた。もっと母親が不条理で、口調が汚いとかビンタ食らわすとか、でも良かった。10点中8点。

参照用リンク: #date20030204-154644

2003年2月3日 0時8分50秒

笙野頼子の「母の発達(でしたっけ?)」を思い出しました。なんか好きです。構成的にもすっきりしていると思います。

参照用リンク: #date20030203-000850

2003年2月2日 2時25分50秒

越冬こあらさんの『回帰』という1000字小説を思い出してしまったけど、読み返してみるとそんなには似てなくて、それぞれに面白い。
ラストも意味は分からないけれど、やたらとインパクトがあって、しばらくその光景が頭を離れませんでした。

参照用リンク: #date20030202-022550

2003年1月31日 22時33分2秒

氏の作品には気品がある。これが研ぎ澄まされると格調になる。
期待を裏切らない作品だった。

参照用リンク: #date20030131-223302

2003年1月28日 21時27分53秒

わけがわからないけれど面白いって実はすごいことなんじゃないかと。

参照用リンク: #date20030128-212753


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