第59期予選時の、#17彼と私の話法(わたなべ かおる)への投票です(1票)。
小説でない何かのような、しかし文字で表されているこれは、小説なのだろう。原因と結果において、ふたりがふたりでいることが悪いことなのかもしれない。しかしそのことには確信がなく、そしてここには悪意がひとかけらもない。だからたとえ痛ましくても、ふたりを否定することはできない。私にとって本作は、そんな複雑な気持ちにさせた作品でした。(黒田皐月)
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