第55期予選時の、#31小説を掴まえた(曠野反次郎)への投票です(2票)。
「小説を掴まえた」はおそらく一般受けする作品ではないと思う。初めてこのサイトを訪れた人は「これって小説? これが作品?」と思われるかもしれない。
しかしながら、「短編」を毎月読ませてもらっていると、曠野反次郎という作者(55回中54本投稿)の存在はこちらには「馴染み」になっていて、ただの語りにさえ、そこに曠野節を読み取ってしまう。それだけの魅力が文体にある。そういうわけで文体に投票する。
(ロチェスター)
参照用リンク: #date20070413-134504