第53期決勝時の、#24みやび(三浦)への投票です(5票)。
『みやび』を食べてみるとあまり美味しい食べ物ではなかった、というのがまたいいと思いました。よくできた話だ。
参照用リンク: #date20070308-234739
どれを選ぶかはかなり難しいし迷ったんだけど、最終的な決め手は現在だけの話じゃなくて、ここ(小説の舞台)に存在するものと存在しないものの繋がりを感じさせ、なお死に負性のイメージを持たせていないところでこれにさせていただきます。
参照用リンク: #date20070305-144421
「文章を読む」という行為は、それが行為である以上多かれ少なかれ読む側のエナジーを要する。「読まなければ」と思ってしまう作品が多いなか、『みやび』は「読みたい」と思わせてくれた作品でした。
死という甘やかな香り、旅路の果てというボーダー、能動的な受動。肌理細やかな作品ですね。
参照用リンク: #date20070301-121659