第53期決勝時の、#21秘密(長月夕子)への投票です(2票)。
本当は三作とも選びたい気持ちです。三浦さんの「みやび」の完成度(「みやび」の設定、甘やかな死、住人と私のズレの見事な描写など)、素晴らしかったです。曠野反次郎さんの文章はもう、それだけで。でもここは、完成度の高さはもちろん、個人的な理由ではありますが、懐かしい空間を思い出させてくださった、長月夕子さんの「秘密」に。長月さん、ありがとうございました。
参照用リンク: #date20070306-011259
美しさを求めた結果が、そこにある。それだけで、それ以上のことを邪推する必要はないと思います。
艶やかではないが、飛躍がないから揺るぎない。それをこの字数で出せるのだから、相当の密度なのでしょう。凄いです。
参照用リンク: #date20070303-215210