第47期決勝時の、#24再びうんこの話(曠野反次郎)への投票です(2票)。
予選投票はまた結局出しそびれてしまったのだけれど、一応作品はぜんぶ読んで、これだけはまず入れようと思っていたので、改めて決勝で推しておきたい。
前作は申し訳ないけれどもさほど面白いとも思わなかったのだが、今回は実に印象があざやかだった。それにしてもこの話者の「恋人」なる存在は、いつぞやのペペロンチーノの話を思い出したが、同じキャラクターを想定しているのかどうか訊いてみたい。作者の周囲に実在するかどうかは別にして、尾崎一雄の「芳兵衛」みたいなものか。
これも全くの余談だが、世間にはフィルタなどという無用の仕掛けがあって、公共の場所に置いてある端末なぞでは、放送禁止用語が入っているとその画面につながらないようになっていたりする。この作品とか場所によっては読めなくなってるんじゃないかと人ごとながら心配する。私は自宅で見ているから何の迷惑もないが。(海)
参照用リンク: #date20060722-144613
どれも一番に推したい作品が集まっていて選びがたい様相ですが、今期はこれで。
流れるような語りが観覧車に汲み取られて回転する感じがね。
参照用リンク: #date20060721-220621