第43期決勝時の、#21上空(川野直己)への投票です(2票)。
黙っていても良い作品には票が集まるだろうだなんて無責任な心根でいるものだから予選投票をしそびれてしまい、川野さんの「上空」はきちんと予選通過したから良かったものの、真央さんの「雪の庭」とハンニャさんの「どこへだって飛べるような気がしてる」は私が投票していれば決勝に進んでいたのだと思うと申し訳なく思います。二つとも面白い作品でした。今更すみません。
決勝作品を読み返し、やはり「上空」を推します。頭で考えたらこうはいかないという感じで、まとまっているという印象を抱かせないのも強みです。
読んだ時の気分で「上空」を推しましたが、qbcさんの「ながめせしまに」の最初の犬の話も好きです。靴の中にする、というのは犬を飼っていないとなかなか書けるものではないと唸りました。(三浦
参照用リンク: #date20060319-184914
読んでも読んでもまだ読み足りない気がします。事実読み直すと新しい側面が見えてきたりもします。
字数としては他の作品より少ないのに、読み取れる事や与えられるイメージが一番大きい作品だと思います。
参照用リンク: #date20060316-212303