第40期予選時の、#27イブの夜(宇加谷 研一郎)への投票です(1票)。
「マスターが生姜湯をつくってくれて、その甘辛い味とメアリーの魔法が、凍った網膜をゆっくり溶かしていった」甘いところがたくさんある。いい意味でも悪い意味でも。でも、最後の部分がとてもいい。レイモンド・カーヴァーの「ささやかだけれど、役にたつこと」を思い出す。誰かが生姜湯作ってくれる。そばに物語がある。悲しみは消えないが、消えないからこそ、やさしさがしみる。
参照用リンク: #date20051215-040857