投票参照

第4期予選時の、#3強盗(黒木りえ)への投票です(7票)。

2002年12月4日 23時29分44秒

 途中で、あ、これは落語だ、と思った。独白の形式にくわえ、不統一な句読点の使いかたに「間」の表現を感じたからだが、たくみな話術でひっぱり、そして「さげ」はいわゆる「逆さ落」である。ショートショートとして見れば、滑稽なまでに言いわけがましい全体的な口調のほかに、きわだつ伏線がないけれども、落語であれば話芸がそれを問題にしない。しかしながら、話芸と考えてみると、もっとしっちゃかめっちゃかな脱線などを求めてしまう。

参照用リンク: #date20021204-232944

2002年12月4日 23時28分34秒

字が詰まっているのに大変読みすかったです。

参照用リンク: #date20021204-232834

2002年12月4日 17時18分5秒

「説教強盗」ならぬ「愚痴強盗」とでも言うのだろうか。
随所に「生命の危機」を感じるのだが、その危険さよりも、並行して語られる「貧乏」の方が切迫しているようで面白かった。
<久遠>

参照用リンク: #date20021204-171805

2002年12月4日 5時53分49秒

中間で少しだれるけど、一気に読ませて、最後で逆転させるねらいは見事に決まっていた。最後で、あっと思いました。

参照用リンク: #date20021204-055349

2002年12月2日 13時6分8秒

 いわゆる落ちのある話というものは、長い探偵小説にせよ、一度読むと二度は読む気がしなくなるのだが、この作品はそうでなかった。語り口に魅力がある故であろう。

参照用リンク: #date20021202-130608

2002年12月1日 3時19分16秒

連鎖の一部分を読ませることで全体像を連想させる。まるで目隠しをして蛇の尻尾に触れたような気がした。 (ラ)

参照用リンク: #date20021201-031916

2002年11月25日 1時48分47秒

古典落語かなんかにありましたよね、こうゆうハナシ。
ただ、改行を多用してないので、想像の余地を挟めることなく最後まで一気にカタをつけるスピードの速さが魅力。

参照用リンク: #date20021125-014847


編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp