投票参照

第38期決勝時の、#19(曠野反次郎)への投票です(1票)。

2005年10月22日 18時25分38秒

 予選でこの一作だけ推したので、選択としてはこれしかないだろう。単なるエロ小説ではなくて、冒頭の「首を括るには」云々という一句に、この男女の冷え冷えとした関係がさり気なく示してあると思う。どうにも行き詰まった状況が背景に感じ取れるからこそ、露骨な描写も読めるのである。
 予選の時は「他に推せるものがなかった」と書いたけれども、結果通った四作は、まあそうだろうなあと納得できる範囲のものであった。それぞれに読める作品で、これらから優勝作を決めるというのは、私の中ではあまり意味がない。(海)

参照用リンク: #date20051022-182538


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