第37期予選時の、#2現在(逢澤透明)への投票です(4票)。
よく作られていると思いますが。が、がついてしまうのはなぜなのか、微妙によくわからなかったりするわけですが。
参照用リンク: #date20050914-235717
今回最も鮮烈なイメージを受け取った作品。人間関係を疎んだ主人公が、傷つけて飛び出してみると寂しさに襲われる。こんなに異質な情景を描いていながら、あなたの生活とそう違いはないのではないか。
他。曠野反次郎さんの「バキューム」にも惹かれましたが、いまひとつ掴み切れなかった。
投票「なし」の方の意見にちょっと同感なところがあって…この数回、投稿・投票・感想ともに停滞感があるような。自分の感性も不安に引き込まれるような気がします。夏ってそういう季節なんですかね。創作より体験というか…。これからも、がんばって作品投稿したいんですが、本当に「短編」読者に楽しんでもらってるのか、ちょっと不安な今日この頃です。
参照用リンク: #date20050914-230204
きわめて象徴的というか前衛的というか、千字でこの手の作品は今まで読んだことがない。安部公房みたいである。いわゆる「観念」だけでよくまあここまで堅固な世界を築いたものだとおもう。具体的な事件等の記述は余りになさ過ぎるのだけれど、読ませるのは何故かと考えてみると、やはりイメージの強さ、そして言葉の使い方、文章の組み立て方が的確だからであろう。同じく裸の観念をふりまわすだけの凡百の寝言小説とはそこがちがうのである。
参照用リンク: #date20050914-215625