投票参照

第35期予選時の、#18ぼうぼう(くわず)への投票です(6票)。

2005年7月14日 23時39分55秒

くわずさんは描写のすごい人だとは以前から思っていたのですが、この粂婆さんの生きる姿には「まいった」という気分です。「世の中は、生きながらにしてまみえる極楽であった」この境地に辿り着くまで、一体どれだけの生を過ごしてきたのだろう。

参照用リンク: #date20050714-233955

2005年7月14日 23時22分17秒

にばん。

参照用リンク: #date20050714-232217

2005年7月14日 13時16分34秒

堅牢な描写、方言の導入によるリズムの変化のつけ方、物語の意外な進行。王道を行く骨太な作風。前半の文章にはザラリとした粗さがあるが、それすらもむしろプラスに転じているような勢いがある。病に臥した孫の姿を幻視する、物語としては暗い先行きだが、にもかかわらず、全編をアッケラカンとした明るさが貫いている。「人で無いものの時間」に目覚められる身体になったことに、「有難さ」を感じる――こんな観点はユニークだし、どことなくユーモラスでもあるが、いずれにせよ、こんな文章はおいそれと書けるものではない。思わずはっと立ち止まってしまう、きらりと光るセンテンスは、こんなところに隠れている。なお、当方としてはところどころ中上健次の文体、その呼吸のリズムを想起しました――例によって、当方の勝手な思いこみか?あるいは、くわずさんもそのあたり意識したかしらん?(でんでん)

参照用リンク: #date20050714-131634

2005年7月14日 11時48分2秒

整った作品に惹かれました。正しいのは必要だと思ってます。粂婆の半分っぷりがよいです。

参照用リンク: #date20050714-114802

2005年7月13日 11時33分3秒

ぬきんでて面白かった。
うまいなあと思った。
おばあさんが目に浮かぶよう。

参照用リンク: #date20050713-113303

2005年7月10日 0時43分25秒

ぼくも木や草に近しい存在になりたいです。
「粂」は国字でしたっけ。

参照用リンク: #date20050710-004325


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