第35期決勝時の、#8宇宙人はどこにいる(朝野十字)への投票です(3票)。
わけのわからないところがないのはこの作品だけでしたが、わけのわからないことを言い続けなければいけない男が主人公の作品をそんな風に評するのはなんだか皮肉のようにも思えました。
とはいえ、他の作品との比較を抜きにしても、優勝作品として推すに十分なものだと思います。
参照用リンク: #date20050722-112548
予選を通った五作品のうち、小説として最も成熟した形を示しているのがこれであった。『短編』なるサイトを全く知らない読者に読ませて充分通用すると思う。
るる氏もいつもながら決勝に残るだけのことはあると思ったが、今さら推すこともないだろう。『ぼうぼう』もよかったが、私の好みからすると文章など作りすぎているような感じが少し鼻についた。『電車がまいります』は、雰囲気はよく伝わって来たが、一方でよくわからない所もあった。
さて『クリックせよ』がついに予選を通ってしまったのは誠に世も末だと思った。予選投票をさぼっておきながらこんな事を言えた義理ではないが、作品も顔文字なら投票も顔文字で、どういう読み方をしているのやら私などには全く気が知れない世界である。
その中に透明氏ほどの人が推しているのは、確かに何か取るべき所はあるのかも知れない。しかし今の私にはこの作品のどこがそんなに面白いのか全く理解できない。――透明氏以外による支持のされ方に、感覚的に受け入れられないものがあるので、作品の評価にも影響があるのだろうか。
参照用リンク: #date20050721-222123