第33期予選時の、#24五月の決意((あ))への投票です(1票)。
最初に提示された「僕」の「不思議とうれしい気持ち」が、全体を通じてよく表現されていた。この作品に関してはその一言に尽きる。特に「『何か他に反応ないわけ?』/ 一体僕にどうしろと?」という辺り微妙な雰囲気が出ていてよかった。
そういう伏線があったのはいいが、最後だけはやや木に竹を接いだような印象だった。話者の内面と、外界とでそれぞれ事件が起きているわけだが、内面での回心はそれとして、外界でことさらに起きた事件の方が、解決していない感じである。好みの問題だとはおもうが。
参照用リンク: #date20050513-215833