第32期決勝時の、#6荒物屋の怪(とむOK)への投票です(6票)。
末尾二行が言わずもがなだと思いました。言いたいのはとてもよくわかる、だがそれを言わずに堪えることが、書き手としての節度、矜持ではないのか。惜しい。とはいえ、もっとも心惹かれたのはこの一作。今期、全体としてレベルは高かったと思います。
参照用リンク: #date20050422-211731
うっかり予選は投票しなかったのですが。
『荒物屋の怪』はどこまでも丁寧に書いてある、何となく『習作』を思わせる作品で、第一印象から決めていました。特に最後の段落がぐっときます。
昨今、とむOKさんの作品のように、毎回安心して読める、というのは『短編』では貴重だと思います。
参照用リンク: #date20050422-074502