第31期予選時の、#7象使いと青年(那須斗雲)への投票です(2票)。
私の個人的な投票基準として、できるだけ新しく参加した作者を認めたいというものがある。それはもちろん作品本位のことではあるけれども。
今期は新参加の作者の中ではこれが最もよく、また全体で見ても、一つの作品としてまとまっていたと思う。象使いというのは象徴的な意味として、何か打ち込むものをもっている青年ということだろう。それに対してこの語り手は、まあ普通の人なのである。
最後は想像を誘うような終わり方だった。軽々しく象の真似などするものではないとおもった。と言ってしまっては身も蓋もないが、流される怖さみたいなものがある。
参照用リンク: #date20050305-141556